正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

消費者金融にお世話になった話

「始めはほんの出来心だった。」誰でも最初はそう言う。まるで「おはよう」「こんにちは」の挨拶感覚で。

 

ということで今回は消費者金融のア○ムのお世話になってきたのでその経緯も含めてお話ししたい。

 

事の始まりは3週間前。

 

遠い地への出張が決まった。と言ってもそんな長い期間ではない。3泊4日だ。

当初はクレジットカードを作ろうかと思っていたのだが、「いや、現金でええやん」といういつもの怠惰が顔を出したため作らずに毎日寝て過ごしていた。

 

2週間後、私は激怒した。必ず、かの 邪智暴虐の怠惰を除かなければならぬと決意した。私には常識がわからぬ。私は、会社の勤め人である。笛を吹き、客と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

 

何を言っているか分からないが許してほしい。深夜だからね。

 

要約すると、3週間前までは「クレジットカードなんていらねーよ!」って思ってたのが出張1週間前になって「やっぱりクレジットカードが欲しいです……」ってなったからアコムまで行ってクレジットカードを発行してきました!はい!おしまい!

 

普通のクレジットカードは2週間程度あれば出来上がるらしい。つまり思い立ったが吉日で行動していればこんなことにならなかった可能性は高い。

 

ちなみにアコムのカードはポイント機能がなく、年会費無料であること、審査が早いこと以外は特にメリットを感じられない。逆に言うと、それらメリットが強いということでもある。

 

閑話休題

 

カードを作るためにまずインターネット申し込みをした。

住所や名前など普通の事柄を記入していく。

 

あとはメールでやり取りして免許証や源泉徴収票を出していく。ここで画像データでOKというのが時代を感じさせるね。マッチングアプリの年齢認証と同じだ。

 

そして店舗でカードを受け取る。しかし実際は店舗へ行くまでの段階で何回か電話がかかってきた。書類の提出の仕方や書類の確認、カードの受け取り方法についての問い合わせだ。一回記入したことを繰り返し説明した気もする。

 

受け取りのために最寄のアコム無人店舗に入ったときは、それはもう唇が震える位緊張した。なぜか初めてアダルトグッズを買ったときの気持ちを思い出した。

 

アコム無人店舗では普通のATMと、それとは別に個室がある。どうやらそこで免許証や源泉徴収票などの確認を行うようだ。

 

個室に入室するといきなり入ったドアが施錠された。何も知らなかったらホラーだよ。ビビるぜ。

 

筐体のタッチパネルを触って携帯電話の番号、暗証番号を打ち込み待機した。この個室の中では別の場所にいる職員とやり取りすることになる。ただ、すぐ対応してくれるわけではないようだ。

 

本旨には関係ないが、筐体の画面が古めかしい。そして近所のアダルトショップの匂いがした。

 

長い時間待った後、職員が話しかけてきた。どこにカメラがあるのか分からなかったが、免許証と顔を見比べられたり源泉徴収票の写真をもう一度出したりした。

 

ここで問題が発生した。

 

源泉徴収票に載っている住所と免許証の住所が違うのだ。私の住所は住民票(並びにその他の概ねの書類上)は実家のある市町村になっているが、住民税の納付先が独り暮らししている市町村になっているためこのようなことが発生した。

 

これについては保険証に今の住所を新たに書き込むという対応でなんとかなった。そんなもんでいいのか。

 

とまぁここまでやっておきながらまた別の無人店舗に行かなくちゃいけないんだけどね。そう、実はこの無人店舗ではカードの発行ができないらしい。

 

できる店舗できない店舗があるなら先に教えてくれ~~(調べる気なし)。

だってどこの無人店舗でも受け取りできると思ってたからさ~~(言い訳)。

 

しかしその後にどこの無人店舗ならば発行できるか教えてくれたのは非常にありがたかった。職員と直接やりとりするメリットが発揮された瞬間だ。

 

その後私は発行できる店舗まで向かい、契約内容を確認した末、カードを受け取った。利息クッソたけぇや。

 

ATMがくれた初めてのクレジットカード
それはアコムオリジナルで私は26歳でした
その材質は薄くてペラペラで
こんな素晴らしいクレジットカードをもらえる私は
きっと特別な存在なのだと感じました

ということでカードをゲットしたのだが、これを使い続ける未来が見えないので出張から帰ってきたらちゃんと作り直そうかと考えている。

 

ちなみに30日以内に返せば無利息みたいなので忘れずに払いたい。