こんばんは。
最近脱社畜サロンが炎上して話題になっている。
イケダハヤトと正田圭とはあちゅうの「脱社畜」サロン - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
まさしくキャンプファイヤーしているわけだが、その件だけではなく起業に向かない人って一定数いるよなぁと思ったのが今回の記事を書こうと思ったきっかけ。
偉そうに語る私だが、起業の経験はない。そして、今後もすることはないだろう。だが、プロ野球選手を批評する人間にプロ野球選手と同じレベルの技術を持った人はどれくらいいるだろうか。ともすれば、経験がなくとも発言することくらい許してクレメンス。
起業に向いていない人の素養は色々あると思うんだけど、私目線で感じたことを言わせてもらうと、「調べる能力がない」、「自分で判断する能力がない」という2点が挙げられる。もっとも、これは素養であり、さらに言うとメンタリティとして「何をしようか考えていないけど起業したい」といった気持ちを抱えている人が多い(これらは私の接する人たちから感じたものである)。
この調べる能力がないという点については必要な情報に達するための手段・機器がないのではない。それを使いこなせないこと(いつもゲームやLINEをしているスマホはそれだけのために使っているのか?)、真偽を自分で判断できないから情報をうまく使えない。この辺って「情報にアクセスしない情報弱者が悪い」って話に持っていくのは良くないとは思うんだけど、こと起業者においてはそれくらい出来てほしい。
自分で判断する能力がないという点については上の情報の真偽の判断という意味ではなく、自分自身による意思決定ができないということだ。
情報を得る→その情報を基にどの行動を取るか判断する→行動する
普通はこうだと思う。その繰り返しが事業を立ち上げるってことなんじゃないかな。
でもね、「○○さんが××と言っていたから私もそうする」といった程度の判断しかできない人っているのよ。
よく起業の大義名分に「他人に縛られない」とか「自分のやりたいことを自由にできる」ってのがあるけどさ、全然縛られてんじゃん。それって本当にあなたのやりたいことなんですか?と聞きたくなる。
そういうところばっかり目についてしまうのって本当に私の性格が歪んでいるからだと思うんだけど、彼らのこういった能力のなさってどこに起因するかというと「何をしようか考えていないけど起業したい」っていう気持ちなんだろう。
「○○をしたら金になりそうだな」とか「好きなことを仕事にしたい」だったら分からないでもないんだけどさ、起業することが目的になっちゃっている。こういう人たちって単に会社勤めが嫌になっているだけなんじゃないの~~~?って疑っちゃう。
まぁ「これら能力を持てば起業して上手くやっていけるか」と聞かれたら答えに窮する。だが、他に必要な能力はあるかもしれないが、最低限の能力だと考える。
そういうものを持たずに起業するってのは、結局は自分の人生に対して真剣じゃないんだよ。
本当は”会社勤め”じゃなくて”今いる会社”が嫌なだけかもしれない。そのような場合に起業というのは正しい選択肢なのだろうか。起業したい人は一回「なぜ自分が起業したいのか」を考察して紙にでも書き出してみれば良いと思う。
他の人の意見とか聞いてみたい話ではある。