正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

どうも、昭和生まれです

こんばんは。

 

先週と今日、大学病院に行ってきたのでその経過を報告したい。

 

結論から書くと、手術はなくなった。

大学病院の先生曰く、今あるポリープは炎症により生じたものであり、今触れるべきではない(むしろこれから小さくなる可能性もある)とのことで、様子見となった。

 

この先生とは初めましてだが、なんとなく信用できる。

歯切れの良さと悪さが交じったような喋り方、あまり相手の目を見ない雰囲気、やたらとデータに基づき話をする。

言ってしまえばオタクっぽいからだ。医者と家電量販店店員はオタクっぽい方が良いと古事記にも書いてあったし信用していい。

 

この日の診断では、今までの経過を確認され、血液検査をして終了ということになった。

先生「今まではイムランだけで耐えられた?」

「はい」

先生「ステロネマ打ってから、血便は出ますか?」

「出ません。効きすぎて寝れないほどです」

 

今思い返せば、昨年も血便が10数回/日出ていた時期があったが、根性でなんとか乗り切った(問診中は忘れていた)。決して無傷ではなかったが、過ぎ去れば何とやら。

 

問診の結果、ステロネマを継続、次回新しい薬を試すことになった。

ここでいくつか選択肢を示されたわけだが、比較的安くて無難なエンタイビオという薬を使うことにした。この薬は1週間~2週間~8週間というように、少しずつ施用の間隔を空けていくものらしい。理屈はよくわからないが、また翌週(この記事を書いている日)来院することとなった。

 

治療方針が医者主導で決めるわけではないところにちょっと驚いた。もっとトップダウン的な処方をされるかと思っていた。

 

なお、食事内容についても先の先生に相談したところ、特に制限しなくても良いという話だったので、1食くらいなら脂質や繊維質のものを摂取しても自分を許す方針でいく。

 

帰りがけに受付の方で難病申請の手続きについて聞いた。これが通れば医療費の負担は軽減される。デュエマで言うところのラブ・エルフィンである。

ちなみに今回の代金は約20,000円。きっつい。

 

さて、前回の記事では外食は週1回までと書いたが、2回してしまったことをここに記す。

1回目はこの病院だ。というのも、何かにつけて時間がかかるから。

例えば受付→待ち→診察→待ち→支払い→処方箋……という流れが普通の病院での流れだが、とにかくこの大学病院は待つ時間が長い。理由の推定は難しいが、前通っていた病院より規模が大きいのにスタッフ数がそう変わらないので、人員不足ではないかと思う。

待ち時間を無駄にしたくなくて、病院の食堂でごはんを食べてしまった。710円。高い。高すぎる。

2回目は金曜日のすき家だ。23時くらいに仕事を終え、自炊する元気がわかなかった。こういうときのために常備菜でも作っておくべきなのだろう。日持ちも考えると、仕事を計画的に進めるのとセットだから、難しいけど。

 

日は変わって本日、また大学病院に行ってきた。

新しいエンタイビオという薬を施用するためだ。9時の問診に合わせて現地に向かい、診察開始が10時。午前では終わらないことを覚悟した(正解)。

その後エンタイビオの投与が12時30分から始まり、病院を出たのが14時30分ごろ。

 

時間がかかるのは想定内。一番驚いたのが、会計である。というのも、自分の番号が表示されているのに、支払機がエラーを吐く。どういうことかスタッフの方に聞いたところ、難病申請がまだ出来ていないので、ツケで良いかという確認をしたかったようだ。それであれば名前で呼び出してほしかった……。ツケの金額は80,000円。3割負担で80,000円!?

 

とりあえず、先生の診断書の発行費用2,750円だけ払った。難病申請が通らなければ80,000円を支払うことになる。来週も同じなので追加で80,000円。やばい。

なんなら、申請後の審査が通るまで「80,000円が積み重なる恐怖」を味わうことになるのも心臓に悪い。私の心臓はつるつるの無毛だ。

 

自分の性格的に、後回しにすると期限を切らしそうなので、明日また仕事を休んで難病申請に行ってくる。職場より自分の懐を優先するクソムーブだが仕方ない。

 

最後にエンタイビオ投与直前の看護師さんとの一コマ。

 

看護師「〇〇さんですね?」

自分「はい。」

看護師「生年月日を昭和から答えてください」

自分「平成生まれなんですけど……」

看護師、自分「……」

 

あまりの静けさに耳が痛かった。

40代に見えるような人間でごめん。

 

例によってオチはない。