こんばんは。
動画コンテストに出し続けるのが今年の目標だが、できるだけ採択数?を増やすため、今までのコンテストで落ちた原因を考えた。受かる理由は分からなくとも、落ちる理由はあると思う。
ちなみに今までの戦績は
ニコニコ某投稿祭→入賞
ニコニコ某投稿祭→1次選考通過、本選落ち
岡山県消費者被害防止→最優秀
カタマラーーンCMコンテスト→入賞
兵庫県防災動画→落選
囲碁ムビコン→落選
つくばショートムービー→多分落選(未確認)
ショートホラー動画→1次選考通過、待ち
WHO動画→優秀賞
立山町PR動画→待ち
自分の中でこれが理由かな~というものを3つ挙げた。順に取り上げる。
1 コンテストの趣旨やルールを理解していない
2 自分のやりたいことをやる
3 メタを読まない
1 コンテストの趣旨やルールを理解していない
当然コンテストには趣旨がある。それから逸れた動画は選考対象外レベル。
過去例で落ちた例はことごとく趣旨を理解できなかった(あるいはできても動画に実装できなかった)場合だ。また、ルールについても理解する必要がある。
趣旨、ルールから推察できることは色々ある。
・低めのfpsでの提出が求められる→ムーディな雰囲気の動画を求めている
・CMとして動画を使う→秒数の指定がなかったとしても、通常のテレビCMの尺である15秒、30秒、60秒のうち区切りの良い秒数で出す方が良い
・提出方法→YouTube限定公開なら、仮に実際の用途が映画館やテレビでもfps高い方が良い(あくまで審査時の状況に合わせる)
こういう裏を読む作業、読んだ内容を反映させる技術も必要。
2 自分のやりたいことをやる
芸術活動でお金を得る流れは大体2種類に分かれる(唐突)。
一つは自分のやりたいことをやって、それを気に入ってくれた人からお金をもらうこと、もう一つはクライアントからのオーダー通りに作り、手間賃としてお金をもらうこと。
動画コンテストはどちらかというと後者。与えられたテーマに対して先に触れたような意向を読み取りそれに合わせた動画を作る。
「自分だったらこう作る」という思いは真っ先に捨てるべき(あとで拾うこともあるかもだが)。
兵庫県の防災動画はこの失敗パターンだったと思う。
「防災の取り組みって実は楽しくできるんじゃない?」という切り口で動画を作ったが、完全に自己満である。求められていたのはもっと実務的な部分だった。
自我は捨てるべき。
3 メタを読まない
これは入賞というより、最優秀が取れないときの理由。特に同様のコンテストが1年前に行われている場合、前回受賞動画を確認し、受賞者の傾向、作品のジャンルを調べるのは当然として、そこから捻れるかが重要。岡山県のときは時間があったのでメタを読んで的中した(たまたま)。
周りがどのような動画を投稿するか想像し、それ以上の動画を作る必要がある。
ここら辺は大喜利大会の戦術に近い(出たことないけど)。大喜利大会だと、あるお題に対して他から「〇〇」といった回答が出ることを見越して「××」という回答をすることがある(具体的じゃなくてごめん)。
この「××」は単体だとそこまで面白くなかったりするのだが、「〇〇」と対になってたり、前後に出た「〇〇」があることでめちゃくちゃ輝く。
また、「〇〇」が誰にでも思いつくものであれば、被らないという点で「××」は有用。
前例のある動画コンテストであれば、過去例を見て「〇〇」はたくさん出される。いかにそれと被らず「××」を作ることができるかが大事。
コンテストは他者との比較が絶対なこともあり、大喜利大会の立ち振る舞い的な素養が必要だと思う。
例によってオチはない。