こんばんは。
昨日は将棋大会だったので振り返りたい。どこかの大学生みたいに面白い文面にならない点が申し訳ない。
1戦目。道場でよく指す方と。
こちらのゴキ中に相手は持久戦模様の駒組。
指しているときは全く手が見えなかった。
同歩と取られるのを祈ったが、そうはいかなかった。飛車を74に引かれて、64歩同銀75歩94飛と進み、68角。68角を見つけるのに持ち時間を大量消費。
以下、65歩77桂45歩同歩68角成同飛で一旦捌けた。
進んでこの局面で54飛と回る手が良い手でこちらの駒得ながら、いい勝負。しかし、その先で対応を誤る。
49銀と受けたのが恐らく敗着で、ここは39銀と指してまだまだ。先手としては66角や63角の筋を選ぶと思うが激戦だと思う。本譜は57から絡まれて受けが難しくなり、以下負け。
2戦目。
相手の3手目角交換からのよく分からん将棋。こちらは筋違い角で2筋の突破を図ったところ。次に58角成があるので26歩は妥当。以下34角47銀にもう一度25歩。
以下、同歩同角26歩27歩。
ただの罠である。
26歩と押さえたところでは、27歩と打つのもある。振り飛車からの27歩に同飛は角を切って割りうちが決まる(将棋は決まらない)。
おとなしく指されればただの手損になってしまうので、あまりやるべきではない変化だったかもしれない。
48飛と回られたので主張がとおり、まあまあ指せる展開に。以下、将棋は負けになり、時計のたたき合い。なんでやねん。
双方の時計が落ち、指し直し。なんでやねん。
2戦目(2)。
やっと勉強してきた振り飛車穴熊が指せた。お相手の方は対振り右玉で、足早に角頭を狙われている。金銀が間に合う形で助かった。
以下、41飛54歩同歩45銀35歩54銀24歩53歩42金43銀成
途中79角成の筋を消す手もあったが、踏み込んだ。実際は先が長いが、大体優勢。穴熊を指すならこういった指し方ができなければならないのだと思う。
3戦目。再度道場でよく当たる方と。
戦型はノマ三の相穴熊。途中、美濃に組んで戦いたい気持ちもあったが、それだと意味がないので
対局中はこの局面で72飛が怖かった。以下、65歩同歩68飛でどうか。振り飛車も指せなくないが、桂馬が邪魔なので、先手の構想に難があったかもしれない。
本譜は95歩同歩75同歩95香。96歩のような手なら76歩と打てる。普通にいい仕掛け。
とりあえず飛車が捌ける形になった。本譜は77角成から大捌き。
ここで36桂をケアしておくべきかが分からなかった。ただ、ケアする手は相手の攻めを早くする可能性があるため止めた。それよりも、もらった桂で端攻めする方が良いと判断した。この辺の感覚がまだ養われていない。
後で銀冠の将棋も触れるが、穴熊と銀冠の大きい違いが、桂香で崩せるかどうかである。穴熊は遠くてかたいけど、桂馬香車がちゃんと攻めゴマになる。銀冠は穴熊ほど遠くないけど、桂香が攻めに使いにくい。何が言いたいかというと、左辺の単なる捌き合いでよくするのが難しいと思っている。
端攻めが成功し、局面は恐らく良しだったものの、二転三転し、最後は敗勢。時計のたたき合いに。なんでやねん。
4局目。よく大会運営されている方と。
正直この局面に尽きる。
本譜はここで55歩同歩同銀86歩同角と進み、粘りようもなく負け。
86歩に同歩とする変化も当然読んでいたものの、7筋を絡められてうまくいかないのである。なお、局後の検討でもやはりこの局面での55歩の変化はダメそうである。
要点としては、将来伸びてくる4筋の歩に金があたってしまうこと、飛車走りに桂をぼろっととられること、先手の角の可動域がせまいことが問題だ。
解決策としては、37金、69飛のような手を入れてから決行すること。
ちなみにだが、広瀬本では居飛車が45歩と角筋を通している場合は55歩が成立するような手順が示されていた(角交換できるため)。手順自体は納得はしたのだが、その数ページあとに本局の類似(端歩の位置が違うくらい)局面で「55歩いけまっせ!いけるから居飛車は62飛って指すんですわ!」的なことを言っている点には納得がいかなかった。
関係ないけど、新聞を受け取らなかったのはあかんかった。
例によってオチはない。