正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

名古屋道中記 ~おまけ~

おまけ編。前回の続き。

 

dramadmara.hatenablog.com

 

ライブが終わった後に再度ヴィレヴァン名古屋中央店に行った。

ここに集まったのは特典会に参加できなかった者たち。誤解を恐れずに言うと我々は落ち武者なのだ。

 

さて、見納めたところで帰る……わけにもいかない。帰りは翌日の昼に出るバスだ。

 

と、ここでTwitterの名古屋在住のフォロワーから名古屋の飲み街を聞いたところ、栄だと教えられた。めちゃくちゃ近いな。向かうこととした。

 

栄を歩いていると様々な店が目に付くが、どれも人でいっぱい。土曜日だからかな。

オレンジのウィンドブレーカーを来た若者がたくさんいた。あれは客引き的なものだろうか。一回も声をかけられなかったのは私が一人だったからかはたまた声をかけずらいような人間だったからか。

 

本当にどこも人でいっぱいで入れなかった。うろうろしていても埒が明かない。どこかに入ろうとしたらある文字が目に入ってきた。

 

「メイドカジノ」

 

カジノ???日本にあるのか??

気になって思わず入ってしまった。ビルの3階の部屋だ。

 

入ると確かにそこは遊技場だった。ルーレットやトランプが並ぶ卓が複数立っていた。中年男性と各々異なるコスプレをした女性が店内にいた。もみの木のコスプレは初めて見た。学芸会の木役みたい。

 

「いらっしゃいませ~!初めてですか??」

対応が昼のメイドカフェとは違うなと思ったのは内緒だ。

 

どうやらカジノと言っても得られる通貨はこの店内でしか使えないものらしい(当たり前)。安堵するとともにちょっと肩の力が抜けた。

 

3,000円払ってドリンクと通貨に替えてもらった。

気を取り直してルーレットの卓についた。なんだかんだ初めて見るしやってみたかったんだよね。

 

既に一人のおじさんがいた。どうやら不思議な賭け方をしている。369の関係性とか00とか言っていて何のことか分からない。後で分かることになるのだが、その日はクリスマスイベントということでビンゴカードが配られており、それを開くために書かれた条件のことらしい。

このおじさん、最初はつっけんどんな反応しかしてくれなかったが、後半は少しずつ話してくれるようになった。どうやらこのお店、常連のつながりが強いようだ。

 

メイドさんってよりかはキャバ嬢に近いかもしれない。全員クリスマスにちなんだコスプレをしていてもはやメイド感は皆無だった。

 

途中でメイドさんが変わった。一人目は金髪だったが2人目は黒髪。ビンゴカードのことを丁寧に教えてもらった。

 

ビンゴの条件のうち難しいものの一つにオールマーカーというものがある。完全にディーラーからマーカーを奪いとるというものだ。普通に考えればキツイ。

 

と、ここで一つ気付く。赤・黒の1/2に最大枚数ずつベットすれば倍々ゲームでいつかオールマーカーに辿り着くのではないか。今、マーカーには余裕がある。

 

この試みは実際途中までは上手く行った。だが、やはり1/2を引き続けるのも難しく、最後は始めた時と同じくらいのマーカー数で終わってしまった。

 

途中で他のゲームもやればよかったなぁ。こういうのを遊ぶのが下手っていうんだろう。赤・黒の1/2を引き続けるゲームはそこまで楽しくなかった。ただの作業だもんな。

 

一日の終わりにもっと遊ぶということを覚えようと思った。帰りに宮本むなしで食べた野菜炒めは、上手に楽しめなかったショックで味がしなかった。あれ、この日これしか食べてないや。

 

その後退店後に忘れ物を取りに行くなどアクシデントはあったものの、無事宿である自遊空間へと帰還して名古屋道中記①を書いた次第。

 

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翌日はエスカで味噌カツ丼を食べてバスに乗って帰った。

以上で終わり。やはり目的を持って遠出をするのは楽しい。今回はさらにフォロワーに会えるなど嬉しい誤算もあった。

 

これは完全に余談だが、実はメイドカジノからの帰り道に偶然職場の人と遭遇するハプニング(アクシデント?)があった。人生どこで誰に会うか分からないので注意を払う必要があると感じた(何の教訓にもならないが)。

いや、マジでビビった。