正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

健康麻雀大会に出場した話

こんばんは。

昨日、健康麻雀大会に出場してきた。

dramadmara.hatenablog.com

 

結果から言うと、△12.0で478位。参加人数全体が800人弱だったから半分よりちょっと下って感じ。

 

この大会に向けて1か月前から準備してきた。

開催案内をもらったときにはすぐに知り合いたちに連絡した。

「健康麻雀大会に出ましょう!」

 

この大会は個人での参加もできるのだが、団体での表彰も行っている。どうせ出るなら個人で出るよりも団体で出た方が表彰や賞品がもらえる可能性が高くなる。

声をかけたのは主に将棋関係の人たち。将棋や囲碁をやっている人は大体が青春を麻雀に費やしている(偏見)。

色々な人に話したところ、それなりに興味を持ってもらえたようで当初は2チーム出すつもりだった。しかし、都合が合わないなどの理由で結局1チームしか出していない。

 

出場メンバーが決まってからは夜な夜な練習会が始まった。

大体19時から打ち始めて深夜1時ほどで解散する。練習会が毎日ではないのが救いだった。通常、誰かが「今日やりましょう」とLINEグループで発言してから調整する。

今思うと平日の夜でも普通にメンツが揃う状況には笑うしかない。なんでみんな集まれるんや。

深夜1時終了だと私としては翌日の仕事が辛かったり、練習会が連続すると疲労を感じたのだが、他のメンバーは微塵も疲れを感じさせない打ちぶりで驚いた。この強靭な狂人たちと卓を囲むには大学生並のノリと元気が必要。私以外のメンバーはほぼ30代(年上にあたる)で、それでいて大学生並の体力と勢いを持っている。信じられない。

 

場所はいつも漫画喫茶の一室。自動卓1,000円/7hで雀荘に行くよりかは安いということでよく行った。たまに点棒が消える。どうやら本数が増えると卓の中に飲まれてしまうらしい。

 

この大会のルールは前回記事を参照するとして、それに合わせた打ち方の練習をする必要があった。

手積みの練習もする必要があった。そこで、たまに私の部屋を開けることもあった。仲間内で管理している小さな卓があったのでそれを使った。

 

実は大会メンバーのうち何人かは面識がなかったのでその顔合わせの意味もある。いや、本当はもっとちゃんと集まる予定だったんだよ。本当に。

 

そして大会当日が昨日。

その日は参加者を一人拾ってから会場へと向かった。向かっている最中にLINEが来ていたようで、「会場につきました!」と連絡が入っていた。集合時間の1時間前に。

どんだけ気合い入ってるんや。

まぁ今思えばこの大会のために時間と体力と費やしてきたのだから当然かもしれない。

 

入ると会場全体に雀卓が並んでいた。800人弱なので、卓も200近くあったことになる。これらが体育館にしきつめられているというのは異様な光景でもある。ここで一斉に麻雀を打つんだなと思うとその日一日が楽しみになった。

 

会場でほかのメンバーと合流し、受付へ。4人揃わないと受付できない仕組みだ。

対局は1~4回戦まであり、それらの得点の合計を競う。チームで参加している場合は4人全員の合計も集計される。

赤、白、黄、緑の4ブロックに分かれており、チームの場合は4人のメンバーがそれぞれのブロックに振り分けられる。

私は白ブロックだった。

 

1回戦は起家スタート。親番で満貫を自模ってからその点数を守って1着。和やかな雰囲気で打てたのは良かった。

2回戦は南家スタート。大きな振込はしなかったものの、西家が小刻みに上がりまくって追いつけなかった。それでも何度か上がっているので2着。この卓は西家と私しかあがっていない。時間制限のあるルールなのでこういうこともままある。

 

昼休憩では弁当を片手に他メンバーの経過を確認。私ともう一人は浮いていたが、残りの二人はおもいっきり沈んでいた。

親倍に振り込むなど、不運が重なったらしい。こういうのって掘り下げる気にはなれない。本人らに意識させてはいけないのかなと。

 

3回戦。これがひどかった。4着。不用意な振込が2回あった。ハコシタまではいかなかったが、1回戦と2回戦のプラスを吐き出してしまった。

途中逆転が難しくなってからは注意力が散漫だった。

多分ここで我慢できていたら最終成績は±0くらいになっていただろう。勝ちがなくなってからが本当に弱い。

 

4回戦は平たい場だった。トップが32,000点くらいだったのかな?私は原点を割ったがそれでも2着だった。ちなみにトップの方は将棋で知り合いの方。対局後は将棋のことを話し合った(麻雀大会なのに)。いやー、負けたくなかった。

 

閉会式が行われるまではオープン戦と称して4回戦のメンバーと打つ。

このオープン戦が結構好きなんだけど私だけなのかな?4回戦までのみんな緊張した雰囲気から打って変わって和やかに打てるのがとても好き。

DV彼氏にたまに優しくされて嬉しい彼女……てきな??

 

解散して19時に再度駅前集合。打ち上げだ。

https://www.akiyoshi.co.jp/m/shop/shop_details/toyama/takaoka_ekimae.html

集まったのは駅前の秋吉。このお店を選んだ理由は安いのと、高岡で一番行った飲み屋だから。次の週にはこの街を去るのだから、行けるところにはいっておきたいという気持ちがあった。

ずっと将棋の話。ときどき麻雀の話。各々があのときの打牌が……あの審判が……どんな人がいた……と話し合っていた。なんだかんだ熱中してくれたのかなと思った。だとすれば彼らを誘ってよかった。

そのうちの一人の放った言葉が印象に残っている。

「金を賭けてもないけど、真剣に打つのは将棋大会に近いものがあって良かった。」

麻雀自体を好きになっていないと出てこない感想なんじゃないかな。

来年こそは2チームで出たい。

 

さて、打ち上げが終わった後は麻雀。いつもの漫画喫茶に集まった。打ち上げに来なかった人にも声をかけた。

なんとなくだが、こんな風に打つことはもうしばらくはないのかもしれないと思った。みんな麻雀以外にやることやらなくちゃいけないことができた。私もそうだ。

だからきっと、次の大会が近づくまでこのメンバーで集まることはあまりない。ちょっと寂しい気もするが、それでいい気がする。麻雀ばかりに熱を上げるのはもったいない。

いや、別に麻雀飽きたわけではないんだけどね。

しばらくはお休み。