正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

standfmのユーザー、なんか変だぞ

こんばんは。

 

実は最近、standfmというアプリを始めた。

stand.fm

 

埋め込んだけど、アプリで開かないと使いにくいと思う。簡単に言うとラジオを聴いたり発信したりできる場である。

 

別にYouTubeに飽きたわけではないんだけど、やりたいことって別に動画作成じゃないんだよなーと気づいたわけで、このstandfmに手を出した。ちなみに同じ内容をYouTubeにも上げている。

 

投稿はまだ一回しかしていないが、YouTubeより人口が少ない割には再生されている。この辺はアルゴリズムの違いだと思う。多分、新規配信者と新着投稿に有利な表示順になっているんだろう。

 

本題に入る。

 

投稿してそれ以降は他の人のLIVE放送や収録音源を聴いていたのだが、なんかここのユーザー変じゃない?と思ったので、感じたことを残しておく。

 

一回投稿しただけなのにフォロワーが増える

まだ一回しか投稿していない(ちなみに週2回+αの更新を目指す)が、フォロワーが増えている。現在6人程度だが、これは如何せん不思議である。このstandfmを始めたことは知り合いには話していない。プロフィールを見ても全く知らない人たちだ。

 

何が言いたいかというと、フォロー返しを期待して私をフォローしたのではないかということ。だってまだ一回目。せめて数回分配信しないと継続してその人の配信を聴きたいかなんて判断できんやろ。

 

私もすっかりSNS歴が長くなり、かれこれ付き合いは10年弱となろうとしているため、そのような穿った考えに至った。いや、10年て。絶対もっと有益な時間の使い方あったやろ。マジで。

 

このstandfm、実は自分以外にはフォロー/フォロワーの数が分からないのである。だからフォロワー数でマウントを取れるわけでもなく、伸ばす意味が分からなかったのだが、どうも収益化できるらしく、その条件の一つがフォロワー1,000人らしい。

 

だから相互フォローで伸ばしていこうみたいな思想なのかなと思う。あくまで予想だけど、standfm攻略法!みたいな記事を見ると「相互フォローしましょう」とか「あいさつ廻りしましょう」といった訳の分からない方法が書かれている。

この手法、InstagramTwitterでやるならまだ理解できるんだけど、このstandfmでは向かないと思うんだよな。

というか、攻略ってなんだ???

再生数やいいねはついているが……

実はこのstandfm、YouTubeと同様アナリティクスというものが配備されているが、分かるのが再生数、コメント数、いいね数くらいしかなくはっきり言って何もわからない。

ちなみに、1秒でも再生したら再生数扱いらしい。

多分、視聴維持率くらいは出さないと分析の役には立たない。いいねだって聴かずに押せるみたいだし。何が言いたいってアナリティクスからわかる数字が無意味だということ。

 

いいねを押してもらって言うことではないのだが……

InstagramTwitterなら即座に見て読んで内容を理解・共感することが可能だし、対外的にもいいね廻りみたいな文化は許容できると思う。だが、音声メディアのような1つ確認するのにめちゃくちゃ時間のかかる媒体でそれは無理がある。

さっき書いたことの繰り返しになってしまっているが、どうしてもちゃんと聞いてもらってない気がしてしまう。聴いてないとしたらそのいいね、一体なんのためなの?

 

だからこそ視聴維持率みたいなデータは載せられないってことなのかな。めちゃくちゃ再生数ついても開始数秒で切られてたらショックだし、その辺を配慮した、ユーザーに対する優しさなのかもしれない。

そもそものstandfmの思想

note.com

そもそもなんでこんなサービスが生まれたんだ?と気になって調べたところ、↑のnoteにぶつかった。あやたん。かわいい名前じゃねーか。

 

・優しいインターネット
・近いインターネット
・深いインターネット

僕やチームの中でも固まりきってなく、細かく言語化しているわけでもないなく、メモ書きレベルのものなので、本来は公開するのもはばかれるが、自分の意識していることの輪郭はこんな感じだ。

あるコミュニティや濃い繋がりの共有された文脈の中で伝わる面白さのコンテンツや、そうしたコミュニケーションが混じり合ってコンテンツになる。

https://note.com/ayataro48/n/n52aeef121c8f より抜粋、引用

 フォロー/フォロワー数の非表示は優しさだと思うし、配信者との距離が近い感覚は受ける。サービス自体はそういった配慮を強く感じられる。ただ、深さや濃いつながりというのはあまり感じられない。少なくとも現段階では。

ていうか、これは設計したあやたんには関係ない話というか、ユーザーが収益化に目が眩んでいるだけに思う。深さやつながりの濃さを生む土壌はあやたんが作ってくれたが、ユーザーがそれをちゃんと理解していない気がする。

もちろん、そういう見方は穿っているという指摘があれば、受け入れるしかない。

 

最後に、このサービスは面白いんだけど、これでお金を稼ごうという考え方はいつか廃れる気がする(自社製品の宣伝等を除く)。

よく訳の分からない起業家が仲間内で売り上げを立てあう循環経済やってるじゃん。ユーザー同士のやり取りを見る限り、将来はあれと同じことをなりそうな気がするんだよな。

 

例によってオチはない。