こんばんは。
好きなことを仕事にすることほど良いことはない。というのが現代の風潮である。
でもちょっと待ってほしい。好きなことってそんなにたくさんある?
好きなことに拘ると視野は狭くなると思う。むしろ歳をとっていくと好きなことって減っていく。これって昔と違ってモノの捉え方が変わったからだと思う。ある意味進歩。
むしろ好きなことがない人も多いと思う。そういう人が好きなことを仕事にしたいとか言い出したらそれはただの逃げではないだろうか。なんせないのである。
また、好きなことって仕事レベルじゃないから楽しいということもある。趣味だった将棋なんかはプロを目指してガチれて好きだったわけではなくて趣味の範疇として好きだった。多分、プロを目指すレベルの人たちは自分以上に辛い気持ちを抱えることが多いんだろう。
好きなことを仕事にするということはいいかえると、逃げ道がなくなるということだと思う。今まで趣味が逃げ道だったという人にとってはそれを断つ覚悟が必要ということ。
今のところ、他の仕事を始めたいとかそういう気持ちはない。
もし将来自分が好きなことを仕事にしたいとか言い出したら、一歩立ち止まって考えなおしたいと思う。