正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

僕たちは人を好きになる度チンパンジーになれる

こんばんは。

 

アポ3連戦の最終戦を報告したい(中間はまた今度)。

 

場所は駅前。集合時間まで喫茶店で時間を潰すところまで前回と一緒。

 

今回は海産物が美味しい店ということで相手の子が選んでくれた店の一つ。

 

店に向かっている途中にその子に声をかけられた。仕事終わりに時間を作ってくれた。嬉しいと同時に申し訳なさもあった。嬉しさの方が大きかったけど。

 

「お疲れ様です!」

道中ではその日の仕事の話。実にありきたりで変哲もない話。めちゃくちゃ不満だらけのお仕事だったようだ。

 

お店についてからは乾杯して近況、仕事の話、家族の話……。お姉さんの写真を見せてもらったけど、めちゃくちゃ綺麗だったな……。

てっきりそんなお姉さんと昔から比較されたりしたのかなって思ったけど、そんなこと聴く前から

「周りからは勝手に姉ちゃんに対して劣等感持ってるって思われてて~」と話してて、そんなことなかった様子。家族で仲がいいみたいだし。自分をしっかり持っている子なんだなと思わされた。そういうところに魅力を感じた。

 

ちなみに前回はかわされたけど今回は好みのタイプを教えてくれた。昔の好みのタイプは……①黒髪②短髪③マッチョ(4つ目があったけど忘れた)だったらしい。①、②は合致してる!②は短髪っていうか薄くなってきてるけど!ってかなんで今のタイプを教えてくれへんねーん!

 

あんまりフード食べなかったけど、どうやら友達とご飯を食べてきたらしい。そうだよね、19時って16時の仕事終了からは半端な時間だったもんね。もっと早い時間にしてあげればよかったかな。

 

この日はカキが食べたいと言っていた。ということで注文したのがアヒージョですよ!アヒージョ!バゲットまで付いちゃって!どうでもいいけどこのお店のおすすめはアヒージョばっかりだったね!

 

刺身、ジャガイモ、シーザーサラダ……あんまりフード頼んでない……。

その子の好き嫌いを少しずつ覚え始めたけど、まだ地雷踏みそうでこわいから確認しなくちゃだなぁ。

 

会話のキリが良いところでその店を出た。

次の店とか考えてなかったけど、お腹にあまり入らなさそうな感じだったからチェーンでいいかなーっと思ってチェーン店へ。

 

基本的に二次会とか嫌い(ダレるから)なんだけど、なんでこの子といるときは楽しめるんだろう。全然かわいくないのに(失礼)。すごい気遣いが上手で、機転が利く子だからかな。果たして彼女は楽しんでくれたのだろうか。

 

帰る前に、二人で出かけようと打診した。あっさりOKしてもらえたのは彼女に気持ちがあるのか、異性として意識してもらえてないからか。1か月先だから、きっと後者だろうな……。

 

なんだかんだ終電近くまで一緒にいた。最初は「今日は疲れてるから終電まで付き合えないですよ~」なんて言ってたのに付き合ってくれるのは優しさ。

 

駅まで送ってくれた。その時に「俺最近手を温めるためにトレーニングしてるんだ」と言い放った。

前回のアポの時に手が冷たいと言われてしまったのもあり、そう言いながら彼女の手をとった。握り返されるわけもない、ただのキモ行動である。ゆっくりと彼女の手は離れていく。

 

そして改札にSuicaを通してさよならのタイミング。別れを惜しむような言葉を出してしまう。これまた立派なキモ行動である。

 

やらかしである。

 

なぜこのようなやらかしをしたかというと、自立していて優しくて、機転が利く彼女のことが好きになってしまったからだろう。こんなにも内面に惹かれるものなのか。自分は見た目論者なんだけどな。

 

しかし、付き合ってもいない人を好きになってはいけないのだ。偉い人も言っていた。恋すると人はチンパンジー以下の生き物になる。そして、人がチンパンジーを好きになる道理はない。

 

はやく人間になりたい。