正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

大事にしていた手紙を処分した話

こんばんは。

 

書くことがなくなると昔話をしたくなる。

 

モテない男は気持ち悪いなという話(かな?)。

 

今から2年ほど前、合コンを行った。

この記事を読んでいる方は合コンが何か分からない方もいるかもしれない。

www.motesetu.com

まぁなんでもいい。上のリンクを読んでもらえば分かる。

恥ずかしながら初の合コンで初幹事ということで気が重かったのを覚えている。

 

と言ってもやったのはただの飲み会のセッティングなのだが。

女性側の幹事は仕事で知り合った方の娘さん。

彼女が欲しい!という私の意向と、その娘さんの友人が彼氏募集中という情報をその仕事関係の方持っていたことが掛け合わさり開催に至った。

 

女性側の幹事(娘さん)とは合コンまで一度も会ったことがなかった。

メールのみでやりとりしながら「どんな人なんだろう」と思っていたのを思い出す。

 

こちらは私に同僚の独身男性2名を加えた3名で挑んだ。

 

会ってみると女性陣は皆美人でクソワロタ。

こちらもある意味負けていない。出世頭、甘いフェイスのイケメンくん。私は空気になった。

 

とまぁとくに何も起こらず普通に進行・終了した。

場がしらけたときに備えてパーティゲームを持って行ったのを覚えている。使わずに済んでよかった。

 

終盤に参加費を回収したんだけど、幹事の子だけ封筒で渡してきた。酔っていたのもあって、その日のうちには中身を確認しなかった(千円札が数枚入っていたのは確認した)。

 

後日お金を数え直していたら、きちんと伝えていた分のお金が入っていた。

まぁ普通に考えたら引っこ抜くわけないし。

ただ、封筒の厚みに違和感を感じたのでよく見てみると便せんが入っていた。

 

内容は

「店決めから日程調整までありがとうございました!さすがは仕事の出来るぺにぺにさんです!」

みたいな感じだったと思う。

 

嬉しかった。

大人になると飲み会のセッティングなんて誰でもできるしやるんだけど、それを認めてもらえたことが、見てくれていたことが嬉しかった。

 

手書きのテキストで貰ったのも響いた。

これからは動画の時代だなんていうけど、テキストも捨てたもんじゃないかもね。

 

実際私が仕事ができるかどうかは置いておこうか。

 

その手紙が嬉しくて、私は彼女をご飯に誘った。

そのあと何回か会ったりしたんだけど、私の積極性のなさも相まって疎遠になった。

 

今思えばちょろい勘違いだ。別に女性側幹事にはその気はないだろうに。

もしかしたら手紙で何かを伝えるのは私以外の男性にも有効かもしれないので、女性陣にはぜひ試してみてもらいたい。

勘違いする男はいると思う。

 

さて、そんな手紙だが、最近ようやく捨てた。

最近と言っても今年の6~7月頃だったと思う。

 

捨てられずにいたのはきっと手紙をもらったこと自体が良い思い出だったからかもしれない。

 

だが、その子とどうなることもなかったのだから捨てるべきなのだ。

手元にある限りちょっぴり思い出すかもしれないし、ないほうが良い。

 

捨てても何も生活が変わらなかった。手紙にはすでにまったく役割を失っていたのだ。それはそれでほんのり寂しい。

 

書き上げてみると、モテない男ってやっぱ気持ち悪いわ。

 

例によってオチはない。