正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

PayPayは僕らの手の中

こんばんは。今回は電子決済の話をしたい。その上で、今世間で話題になっているPayPayに一番最初に触れないわけにはいかないだろう。

 

12月4日からPayPayの「100億あげちゃう」キャンペーンが行われている。

「100億あげちゃう」キャンペーン | PayPay株式会社

要は利用額が100億円に達するまで利用者に対して20%のポイントバックが行われる。また、一定の確率に基づいて利用料がチャラになる可能性があるのだ。

詳しくは上のリンクを読んでほしい。

 

私はこのようなキャンペーンに踊らされる人間ではない。自分の意志の強さは知っているつもりだ。

 

だがなぜだろう、前から欲しかったものが頭に浮かんでいた。しかもそれは消えてくれない。意思とは裏腹に足を弾ませ、辿り着いたのがジョーシン

なんだかんだ私も流されてこのビッグウェーブに乗ってしまった。いや、だって乗るしかないじゃない。

 

そしてその欲しかったものが電気マッサージ器とメモリーカードリーダーだ。肩凝りが酷かったのと、スマホからPCに簡単にデータを移したいと前々から思っていた。いや、これはPC作業改善のため、いわば仕事への投資だから……。

 

お得ではあるんだけどそんなに欲しくないものを無理やり買わなくてもいいのかなと思って今回は控えめにいった。いやーでもPCはこれで9年目だし買い替えも一理あったよなー。判断が難しい。

 

レジで対応してくれた店員のお兄さんはさすがにPayPay特需に慣れている様子だった。聞いてみるとはにかみながら「今朝、テレビが買われていきましたが、そのときもPayPay決済でしたよ」と話していたが、お兄さんはちゃんと休憩が取れているのだろうか。私が買った時点で19時30分だった……余計な心配かもしれないが。

 

「PayPayでお願いします」と言ってスマホをかざすだけだからめちゃくちゃ早い!このスピード感を私は待っていた!

 

ところで難点をあげるとするならば、PayPay決済に対応した企業が少ないことだろう。コンビニは現在ファミリーマートくらいしか使えないし。しかし、だからこそこのような企画ができたという面もあると思う。もっと対応した企業の数があったら1週間も持たずにこのキャンペーンは終わってしまう。

 

それはともかく、今後対応企業が増えていくようなので広がりを期待したい。

 

さて、電子決済についてもう1点挙げたい話題がある。

それが日本社会への浸透のしやすさについて、Wechatpayとの比較である。

 

私はまだしばらく電子決済が主役になることはないと思っている。

理由は日本人のお金というものに対する認識だ。

 

今中国では電子決済が非常に進んでおり、その一つとしてWechatpayが浸透している。アリペイというのもある。こちらは使ったことがないので今回はあえて触れない。

 

Wechatpayは大企業だけでなく、露店のおばちゃんでも自分で開設できるくらいに市民の足元に降りてきた、もはや文化と言っても良い代物だ

そのおかげで決済スピードは速まった。中国で初めて使ったときには日本もこのようなスピード感を実現できれば、と思ってしまった。レジが自動でおつりを計算するようになるよりこっちの方が早いに決まっている。

 

ただ、日本人の多く、特に中年~高齢層にはまだ電子決済は馴染めないはずだ。現金の信用度が低い中国と違って「現金の方が信用できる」と考える向きがあるからだ。操作が簡単かどうか、技術的な問題は関係ないのだ。

ネットバンクを「通帳が形をもって存在しないから」という理由で使わない人もいるくらいだし、なかなかそういう文化を育てるのが難しい。

逆に通帳や現金と違って電子はそれ単体を無くすことがないから良いと思うんだけどね。

 

あと、個人事業主でも対応できるようになれば良いのに、とも思う。先に述べたアリペイとWechatPayは使うシチュエーションで棲み分けしている。Wechatpayは個人商店でよく使われるがアリペイはなかなか見なかった。アリペイは使いこむことで信用が上がる(上限額が変動する)など、富裕層に向けられている部分がある。

 

日本には色々な電子決済サービスが出ていると思うけど、手数料もいくらか事業主は負担するわけなので、それらが各特長に基づき棲み分けされることも大事だと考える。

 

 

とりあえずキャンペーンが続く間は細かくファミリーマートで買い物をしよう。