正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

小銭貯金はめちゃくちゃ有効

今日は成人の日。成人式の日。

親からすれば子育ての最終成績発表の場。子供からすれば大人としての意識を高める場。

 

さて(唐突)、大人になると、というか年齢を重ねると収入が大きくなり、それに伴い支出は増える。大人は自由に見えて不自由なもので、なかなか貯金もたまらない。

 

「将来の結婚や子育て、老後のために貯金をしないと!」なんてのは仕事を始めて少し経って周りが見えるようになれば思うものだ。

めっちゃ分かる。

少なくとも私はそう思っている。私は28歳、まだ若いと思っている。思わせてくれ。

 

でもさ、若いときから積極的(?)に節約なんてする気になれないじゃない。

遊びたいし、仕事から帰ってきたらパーッと遊びたくなるし、休日は友達と遊びたいし(遊んでばっか)。

 

若者は堪え性がないのだ。これだから最近の若いモンは!!とはローマ時代から続く伝統芸能

 

そこで、今回は新成人に限らず、若い人にオススメな貯金方法を伝えたい。

それが小銭貯金だ。実践しているので、その感想を交えて残しておきたい。

 

 

方法・注意点

方法は簡単だ。一日の終わりに財布から小銭を取り出し貯金箱に入れるという、ただそれだけである。

毎日の初回の買い物の際には千円札以上の紙幣を使うことになる。

 

たったそれだけのことがなぜ有効かを説明すると、「あともう一つ買いたい」といった気持ちを我慢できるからだ。

例えば仕事帰りに用事がありコンビニに立ち寄ったとする。小腹が空いているので100円の肉まんでも買おうか、と無駄遣いに走りそうなときに作用する。

このとき財布の中に50円しかなければ、紙幣を使わなければならない。

これがその日最後の買い物ならば、950円を貯金箱に入れなくてはいけないのが確定してしまう。

 

貯金するので、損しているわけではないものの、使えるお金は減ってしまうのがミソ。躊躇するし、購入を諦めれば無駄遣いしなくて済む。

逆に小銭を使い切ろうと考える人もいるかもしれないが、それはそれで大きな無駄遣いがない(その考えに基づくと+1,000円までしかお金を使えない)。

 

注意点として、流行りのキャッシュレス決済とは親和性が低い。

そもそもキャッシュレスは楽に決済できることがメリットで、貯金や節約とはもともと馴染まないのではないだろうか?

現金での支払いよりクレカなど目に見えない決済の方が人は出費が大きいらしいし、現金で支払いの痛みを享受している方が支出は抑えられると思う。

 

やってみての感想

1日あたり200円~500円くらい貯金している。このペースならば月で10,000円ほど貯まる。年間で言えば120,000円程度貯まると予想できる。

 

これを大きいと見るか、小さいと見るかはその人次第だが、私は小さいと思う。ただ、他の節約方法と組み合わせてやっていけば悪くない数字なのではないだろうか?

何よりも、取り組むことにエネルギーを使わないで済む。特別なものは必要ないし、障壁が低すぎる。節約の第一歩として有効だと思う。

 

次回予告。

婚活と行政。