久しぶりにお題に沿って投稿する。
理想のコンビ、カップリングというお題に沿って頭に浮かんだのが卵×ご飯だ。今、無性に卵かけごはんが食べたい。
卵とごはんはとても相性がいいと思う。何せ糖質と脂質を同時に摂取できるのだ。太りそうなものが美味しくないわけがない。人間はカロリーの高いものを美味しく感じるようにできているのだ。オマケにタンパク質も取れる。
あとTKGなんて言ってよくTwitterにオリジナルのレシピを上げてたりするよね。
工程が ①ご飯を盛る ②卵を割り入れる くらいだからアレンジの幅も広い。一から手の込んだものを作るより、簡単なものにちょっと手を加えるくらいの方が市民権を得やすい例は枚挙に暇がない。
まぁ生卵を好むかどうかだけど。
さて、カップリングを考えるうえで外せない議論はどちらが攻めか受けかという問題だ。これまで腐女子のみなさんも卵とご飯の関係については考察し尽くしてきたかもしれないが、私なりに考えてみたい。
考えるにあたってそもそも攻めとは何か。下のサイトを参考にした。
「攻め」 とは、同人誌 などの マンガ や SS に登場する キャラクター の組み合わせのパターン (カップリング) のうち、能動的な役割や性格を持つキャラ、およびその行動パターンのことです。 「攻めキャラ」 とも。
男女カップルの際の男性役、もしくは同性愛における 「タチ」、「ネコ」 の 「タチ」 (英語で 「Top」 とも) 的役割になります。 あるいはお笑いにおける 「ボケ」 「ツッコミ」 の 「ツッコミ」 とか。 反対に受動的役割や性格のキャラは守りや守備ではなく 受け (ネコ/ bottom) と呼びます。
上記サイトより引用。
この定義でいけば、両者間の関係でより能動的、つまり相手に影響を与えるようなものが攻めということになる。
さすれば卵が攻め、ご飯が受けと考えるのが自然である。卵がご飯の上に覆いかぶさりその舌触り、味わいを卵色に染めていくのだから……。
しかし、私は卵とごはんの関係をリバとする可能性を提示したい。
生卵の食べ方としてここまで卵の地位が高い食べ方は実は卵かけごはんだけなのではないか。例えばすき焼きに使う生卵は完全にサブのポジションである。いなくても美味しく食べられる。
でも、卵かけごはんはそうじゃない。ある意味卵とご飯が対等な関係である。生食の卵の可能性を引き出した存在。それがご飯なのではないか。
「ご飯のおかげで卵は新しい自分を知ることができた。ご飯といる自分は今までの自分と違う。」と卵が感じていても違和感はない。そうやってご飯を受け入れる姿勢と相手を自分色に染め上げたい気持ちが絡みあって生まれたのが卵かけごはん、つまりこの関係はリバなのではないか。
攻めや受けではなく、相互にねっとり絡み合うリバである可能性を提示しなければこの議論は終われない、そう思ったのだ。もちろんカップリングの話となると派閥が生じてしまうのが難しいところだ。今回取り上げたカップリングを望まない方々には目障りな記事だったことを最後に詫びて終わりとしたい。
#シュガラお題「理想のコンビ」
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