こんばんは。寝れないので今日(昨日)の午前の仕事を振り返る。
今日の仕事
なぜか職場の雰囲気に合わないなーと思う機会が増えてきた。恐らく意味の分からない視線で職場を眺めることが増えたからだろう。
今日は私の班で単純作業をする機会があったのだが、それに対して他の班から率先して手伝ってくれる人たちがいた。ありがたいことである。だが、これに対して違和感を感じた。
違和感の理由
手伝ってくれた人たちがなぜ手伝ってくれたのかという点が気になった。単純作業である。それを手伝うということは、己の労働単価を安くするということだ。時給2,000円もらっていて、1,000円分の仕事しかしないようなもの。
しかしこれはある意味社員の目線で見れば当然なのかもしれない。だって楽な仕事をしてお金が多く貰えたら単純に嬉しいし。でもそういう時間の使い方で良いのかな?と思う。特に役職が上に行けば行くほど給料は上がるのだから、それに応じた働きをすべきでは?管理職の目線で見たら、自分たちの部下が率先して給料よりレベルの低い仕事をしているのは良く見えないのではないか。
なーんて思ったわけで。
時間の過ごし方
ではなぜ彼らがそういった方に流れるのか、それは恐らく業績によって給料が変動するという仕組みがないからだ(あるけど実質形骸化)。だから自分の働く時間の単価を考える必要はない。決まった時間働くことの方が大事。
プラスに捉えれば、そういう環境では社員同士の仲は保たれる。今回みたいに手伝いあえるし争わないし。でもね、自分には合わないんだなぁ。
単純作業を喜んですることによって労働単価も下がるけど、それ以上に自分の過ごしている時間の価値が下がっている気がする。社員たちがそういう価値の低い時間を積極的に過ごそうとする人たちに見えてしまう。
まぁ今回に関しては季節柄暇な社員が多かったので、人件費を有効に活用するという点では良かったと捉えられる。終わるの早かったし。率先してやったのが気になっただけ。
人件費の計算
ちなみに元々は3人でやる予定だった。年齢構成と時給単価を以下のようにして試算してみる(単価は絶対値で表現、年齢ごとに上がるという前提)。
年齢 人数 単価
50代 2名 5
20代 1名 2
この場合想定される時間は3時間で、この作業に向けられる人件費は(5*2+2)*3=36となる。
次に、今回手伝ってくれた合計9人で同様に年齢構成と時給単価を示すと以下のようになる。
年齢 人数 単価
50代 3名 5
40代 2名 4
20代 4名 2
今回かかった時間は1時間で、この作業に向けられた人件費は(5*3+4*2+2*4)*1=31となる、つまり元々の予定よりもこの作業に向けられた人件費は少なかったと考えられる。だから皆でやった方が良かったという話になる。
……???
いや、40代と50代増やさずに20代の社員だけ増やせばもっと人件費が減ったのでは??時間はちょっとかかるかもしれないけどさ。
結論としてはもともとの予定よりベターだけどベストではないってことになるかもしれない。
前はどうやったら仕事で評価されるのかなーとか思っていたけど、この環境でその必要はないのではないかと思い始めている。
時間を安売りすることが良しとされる風潮に石を投げたくなった。
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