正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

女性も麻雀をやるべき理由を考えたから読んでください

こんばんは。

 

今回は麻雀に興味がある女性や付き合っている人の趣味が麻雀で、その良さがイマイチ納得できない女性に読んでもらいたい。

 

最近麻雀にはまっている。どれくらいハマっているかというと、健康マージャン大会に出ようと考えるくらいにハマっている。というかもう申し込んだ。

 

ところで麻雀界隈は女性、とくに若い方が少ないのではないかと思っている。まぁこれは麻雀に限らず将棋、囲碁ボードゲーム……いや、他の業界でも変わらない。

 

まぁなぜ少ないのかは想像するしかないのだが、「タバコ臭い」、「賭けている」等のマイナスイメージやルールが煩雑といった難点もあるが、界隈の女性人口が少ないことが大きな原因だと考える。

男性女性は関係なく、同性が少ない界隈の飛び込む勇気をもった人間は少ない。つまり、女性がいないから女性が入りにくいのだ。

 

麻雀はもっと広い層に受け入れられても良いのではないかなと思っていた。そこで今回は女性が麻雀をやるべき理由を3つ考えてみた。

 

 

 

①男の趣味を理解できる

異性の趣味とは理解しがたいものである。例えば、とある収集癖がある夫に対し、妻はなぜそれを集めているのかが理解できない。

故に夫の収集物を勝手に捨てる妻といった話がよく耳に入るのだと思う。そうなると夫は勝手に捨てられた悲しさに満ち、妻は夫の悲しさを理解できないため、離婚を考えるようにもなる。

誰かと結婚してからこのように趣味に対する理解の相違から関係性にヒビが入るのは良くない。

 

ならばあらかじめ男性の趣味を理解するために麻雀の世界に飛び込んでみてはいかがだろうか。まぁ麻雀じゃなくても良いんだけど、男性がどういう風に趣味と向き合っているのか、その身で確かめるべきだ。

異性の趣味が理解できる人間は強い。

 

個人的には男性の趣味は「何かを得る」ということが要件なのかなと思う。賭け麻雀、パチンコはお金が欲しいわけだし、釣りは魚が欲しい。サッカーや野球は勝利が欲しい。普通の麻雀でもそうだ。

 

逆に男性も女性の趣味を理解するにはその趣味に飛び込めばいいのかなーとも思う。

 

②理不尽な状況を乗り越える成功体験を得られる

これについては別に女性に限定する話ではない。

麻雀は4人で行うゲーム。

最初に13枚の牌を引き、手番を順に回し、自分の番に一回ずつ牌を引いて牌を入れ替えながら一定の牌の組み合わせを目指す(アガリという)ゲームだ。アガリによって点数が獲得できる。手番が2巡した時点で点数が多い者が勝者となる。

牌の組み合わせによって獲得できる点数が異なるのでそこが駆け引きのポイントとなる。

 

麻雀は理不尽な状況がまま発生する。

最初に配られる13枚の牌がどうしようもない組み合わせだったり、最後の番で大きな点数差がついていて、ほぼ追いつくことができないなど数えきれない。

この説明はあまりに抽象的すぎて申し訳ないが、とにかく理不尽に左右されるゲームなのだ。

 

 

麻雀ではそれら理不尽に耐えることが必要とされる。だって受け入れるしかないし。この耐える経験が人を強くするのだろう。

現実でも自分の主張が聞き入れられなかったり、株価の急激な変動等理不尽なことは多いし、ゲームで耐える、あるいは乗り越える成功体験を積んでおくのは悪くないだろう。

 

③運の要素がある

②でも触れたが、麻雀には運の要素がある。これは大きいと思う。

なぜならばそれはビギナーズラックが存在する(初心者でも勝てるかもしれない)からだ。運の要素が小さいゲーム、スポーツでは初心者の付け入るスキがない。そのため初心者は最初はほぼ勝てない。だが、初心者の定着にはこの覚えたての時期が大事なのだ。

 

始めたてでも勝てるかもしれないというのは初心者の入りやすさにつながる。例えば将棋とかだと実力差が大きいと全然勝てなくて辞めたくなっちゃう。私は一分一秒将棋を引退し続けている。

 

付け加えて、勝ったときに言い訳ができるというのも運の要素があることの利点だ。

これは私自身の男性に対する偏見が含まれているが、男性の中には女性に勝負で負けることを恥だと思う人がいる。そういった人間を相手に女性が運の要素が小さいゲームで勝つと、それはもう異常な悔しがり方だったり「女なんかに負けた」などと悪態をつく。将棋とか囲碁だとその光景を見てそのゲームのやる気がなくなる女性って結構いたんじゃないかな。たまにTwitterで流れてくるような……。

 

で、そういった男性の数はしばらく減らないと思う。これの根拠は特にないんだけど、人ってなかなか変わらないからねぇ。

 

だが、仮にそのような人が界隈にいたとしても、麻雀ならば「運が良かったから勝てた」と勝ったときの言い訳ができる。そうなれば悪態をつく対象を対局相手の女性から運へと変えられる。

女性が嫌な思いをすることもない。

 

 

別に道具を用意して始めてほしいとは思わないが、彼氏が麻雀をやっているのを眺めるところから始めてみてはいかがだろうか。