正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

すぐそこまで迫っている

こんばんは。

 

確実に強くなっている。そう感じたのはここ一か月のことだ。

 

幾度も引退してきた将棋というゲーム。強くなっているのは私ではない。T氏という5年くらいの付き合いになるアラフォーの知り合いだ。

将棋が分からない方には分かりづらい説明となってしまうが、彼は中飛車という戦法が得意で非常に攻めっ気が強い。棋風としては踏み込みが良い。

そんな彼と最近久しぶりに将棋を指したところ、強くなっているのを感じた。

 

いつも私が二枚落ちの上手を持って指しているのだが、しっかり手を読むようになっているのが伝わってくる。今までは「なんとなく指した」という言葉を発していたが、それがなくなった。感想戦でも「これはあったか?」と自ら深掘りしている。

 

少しずつ教えたことを覚えていく姿勢

よりダイナミックな踏み込み

年齢相応の落ち着き

 

人間は何歳になっても成長できるということを知った。

彼は少しずつ強くなっている。一方私は幾度も引退して弱くなっている。いつか追いつき追い越されるんだろう、それはちょっと嫌だ、まだ頑張りたいと思いつつ、二枚落ちで打ち負かされるのを待ってもいる。