正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

ずっとあなたが好きだった 第1話感想~東京冬彦ストーリー~

こんばんは。

 

本当は仕事で忙しいんだけど、忙しいときほど余計なことをしたくなるのはなんでだろうね。

 

今日は帰宅してからずっとあなたが好きだったというドラマの第1話を見たのでその中の登場人物である冬彦さんについて感想を書きたい。

 

放映当時は冬彦さんブームが起こり「マザコン」や「冬彦さん」という言葉が流行語になったらしい。そんな彼の行動を追っていきたい。完全に自分のための記録である。

 

キャスト

主人公は西田美和。仙台出身で、東京の短大を出た後にブライダル会社に就職した。

演じたのは加来千賀子。当時の髪形の良さはよく分からないが綺麗だ。ちょっと引いているときの引きつった笑顔が素敵な女優だ。

 

次に大岩洋介。高校生のときに美和と付き合っていたという設定。当時やっていたラグビーは今でも社会人でも行っており、現在はそのマネージャーと良い感じになっている。粗暴で周りに無頓着なところがある。

布施博が演じており、くしゃっとした笑顔が印象的。

 

最後に桂田冬彦佐野史郎が演じる東京大学卒で銀行に入ったエリート。どんな人かはこれから知っていきたい。

 

大体この辺押さえておけば大丈夫でしょう。

 

物語は冬彦さんが美和とお見合いするところから始まる。

 

初冬彦さん

記念すべき冬彦さん初登場は仙台駅。お見合い相手の美和を母親と一緒に待っていた。

いや、普通駅では待たなくない?既に私の中で違和感が芽生え始めている。

そして母親の三半歩後ろの定位置をキープしている姿が強く印象に残っている。

 

砂浜で嫉妬する冬彦さん

落ち合った二人は車で海岸へ。

いくらお見合い相手とはいえ初対面で車って乗せよう/乗ろうと思うもんかね?

辿り着いた海岸は美和の大好きな海岸。そういったことを事前にリサーチするのは偉いと思う。

砂浜を歩きながら、冬彦さんは昔ラグビー部に入っていたことを吐露。これがよくなかった。美和のいた学校では昔、女子生徒がラグビー部の好きな選手に人形を渡す文化があった……という話になった。当然相手は上に書いてある布施博大岩くん。

そんなエピソードがチラチラ見えて嫉妬気味の冬彦さん。

昔のことだし嫉妬しても仕方がないと思うけど、既に美和に夢中になっているのかなーと。

 

バック彦さん

帰りに美和を下ろした後、車を走らせるも急遽止まってバックを始める。そして後方からの車を確認する間もないままドアを開けて美和に対して「また会ってくれますか?」と聞いた。

なお、道路は車で溢れた危険な状態である。

目の前のことに気を取られて周りが見えなくなるタイプなのかな。

 

プロポーズ彦さん

冬彦さんも美和も職場が東京ということもあり、二回目に会ったのは東京。おしゃれなお店でディナー。センスあるやん。

そこではお互いの仕事をしていたはずなのだが、いつの間にか冬彦さんがプロポーズしていた。一体私も自分で何を言っているか分からないが冬彦さんがプロポーズをしていたのである。それも2回目のデートで。

冬彦「聞こえませんでした?プロポーズ……」

私「いや、聞こえたけど……え!?」と漏れた言葉で思わず美和の言葉を代弁してしまうくらいに驚いた。

これはマジで観てほしい。美和の驚いた顔がまたスゲーいいのよ。

続けて冬彦さんが「2回しかあったことがないから?」と食い気味にプロポーズ。戸惑いを禁じ得ない。言う機会があるなら言ってみたい言葉だ。

 

ロボ彦さん

ロボットのような死んだ目でクソ遅いタイピングをする冬彦さん。仕事はばりばりやっているのね。そんな彼のもとに美和からその日のデートのお断りの電話が入る。当時は携帯すらないから職場に連絡してたのかー。すごい時代。

美和を心配する言葉をかけ続ける冬彦さん。電話が切れると徐に懐の美和の写真を眺める。

もう冬彦さん完全に美和のこと愛してない??

 

押しかけ女房冬彦さん

風邪でダウンした美和のもとへ連絡もなく急に食材をもって駆け付ける冬彦さん。そしてトマトサラダを作って帰る。

なお、その後職場に戻ったようで取引がうまくいかずに書類をまき散らし机を蹴り上げるなど、幼い面が見られた。

優しさを示した後にこういう自制のきかないところを見せられるとギャップがあるよね。悪い意味で。制作陣は冬彦さんをどうしたいのよ。

 

冬彦くんの社会見学

休みの日に美和の会社へ押しかけ会いに来る冬彦さん。雲行きがおかしすぎるぞ??

着付け室で「幸せな空気が充満してクラクラしそう(棒読み)」

冬彦さんは全体を通して目が笑っているように見えないんだよなぁ。

そして唐突に冬彦さんと美和の結婚式である。最初回想かなと思っちゃうくらい唐突に結婚式パートが始まって、途中で回想じゃないことが分かって驚いた。1話で結婚までしちゃうことに。

 

全体を通して少しずつ冬彦さんの行動に対して違和感を感じていて、その積み重ねでより冬彦さんを気持ち悪く見ている気がする。

狙った演出ならすごいと思う。

 

ていうか2話とかもうお話どうするの??

もっとこう……結婚する前にSEXの相性確かめたりなんなりすべきことあるでしょ!いや別にそういうシーンを求めているわけではないけど!もっとお互いを知っていくフェイズがあってもよかったでしょ!

 

第2話の方向性が全く見えないのでむしろ楽しみになってきた。次回書くか分からないけどまた見たいドラマ。