正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

職場でお茶を売り始めた話

こんばんは。

 

取引先との飲み会に誘われたんだけど、「仕事が残っているので帰ります」と言って帰ってきた。そこまでは良かったんだけど事業所は鍵がかかっていて開け方が分からなかった。何を言いたいかというと開け方が分からない=入れないであり、仕事ができないということである。

 

仕事進んでなくて明日がやばい。

 

それは置いておいて、最近職場で実験をしている話をしたい。

私は今、お茶を売っている。

 

私の職場には飲み物の自動販売機がない。この職場は今年来たばかりだが自販機がないことには一番衝撃を受けた。今までいたところはどこも自動販売機が近くにあったものだがここにはない。多分時代が止まっている。もう平成すら終わっていることを教えないといけない(誰に)。

 

で、それに不便を感じて自分用の飲み物としてペットボトルのお茶を用意した。別にコーヒーとか自分で淹れてもいいんだけど。

 

それだけだったら自分で飲んでいれば良いんだけど、私は他の社員にこれを売ってみようと思った。

 

理由は2つある。

1つ目。私はそうでもないのだが、他の社員は結構外回りが多い。そしてこれから夏が近づくにつれて冷たい飲み物が欲しくなるのではないかという読みがあった。全員が全員マイ水筒を持っているわけではない。

2つ目はお菓子だ。

私の職場には有志で職場にお菓子を買ってくる風習がある。あくまで気が向いたときで十分なのだが、私はこの風習に違和感を感じていた。フリーライダーがいるのではないか。つまり、誰かが買ってきたお菓子を食べるだけの人がいても仕方ないのだ。

そこでお茶の売り上げのうち粗利の部分でお菓子を買ってくるようにすれば皆の負担が均平になるんじゃないかと考えた。もちろん皆がお茶を飲めば、という前提でしかないが。

 

別に粗利を自分の財布に入れてもいいんだけど、そんなせこい人間性を見せつけるのと多少の額を得ることのどちらが有益かという話だ。長期的な付き合いとなる職場ではそんなの明らかだよな。本音ではお金の方が欲しいけどね。ちなみにお茶は100円で販売している(仕入れ値は66円)。冷蔵庫に常備し集金箱を置いた。

 

販売した結果はどうだったのか。

 

全然売れないんだなこれが。2週間近く冷蔵庫に置いて、売れたのは8本、しかも買っているのはほぼ毎回同じ人。夏が近づくにつれ飲み物の需要が上がるという読みが甘かった。

顧客の観察が足りていなかった。恐らく私の想定以上に水筒は浸透しているし、100円という値段設定にも抵抗感があることが分かった。ただ、値段に関してはこれ以上下げるつもりはなくて、であればどのようにすれば100円でも買ってもらえるか考えなくてはならない。想像だが、恐らくお茶の種類が問題というわけではない。

 

もうちょっと改善が必要だ。

 

オチはない。