正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

夢みるアドレセンス4人の卒業はスタン落ちか?

 

今朝、ニュースが舞い込んできた。夢みるアドレセンスのメンバー6人のうち4人が卒業を発表した。

www.msn.com

上のリンクはMSNだが、私は当人らのツイ垢から知った。

 

今回の件を3行で表すならば

○荻野さん、志田さん、小林さん、水無瀬さんの4名が卒業

○プロデューサーも退任、プロデュース体制は事務所主導へ

○現在のメンバーでのラストライブは12月20日に渋谷TSUTAYA O-EASTで行う

 

正直に言うと驚いた。あまりに唐突すぎる。でも意外とアイドルが卒業するときってこんな感じなのかもしれない。

 

 

 

私は夢アドのコアなファンとはとても言えないが(自称するとファンに失礼)、以下、今回の4人の卒業について思うことを書いていく。

 

 

卒業の報を受けて思ったこと

上でも述べたが、素直に驚いた。ふっと体の力が抜ける感覚。え?終わるの?

 

実はいつかそんな日がくるのではないかという気持ちも心のどこかにあり、どこか構えていた部分がある。だが、荻野さんの卒業報告直前の呟きと落差を感じてしまい、やはり驚きは強かった。

 

天下を取ると言ったあと半日も経たないうちにこの卒業報告で、落差が大きすぎる。まぁ天下が夢アドの天下という意味かまでは私には分からない。

 

ここで他の三人の呟きも見ていきたい。

 

荻野さんについては区切りのタイミングが近いのかなと思っていた。24歳は世間では若造だが、アイドルの世界ではそうでもない。

山下さんら新メンバー加入以降、山下さんがセンターの位置取り。これは荻野さんが卒業したあとのことを見越していたのではないだろうか。

あれこれ予想は尽きないが、予想しても仕方がない部分ではある。

 

残りの3人についてそういった兆候があったかは分からない。

 

例えば志田さんや小林さんも荻野さん同様グループというより個人での活動も目立っているところ。多分卒業後も何らかの芸能活動をしていくのではないかと思う。

 

単独で仕事をもらうくらいだから彼女ら個々人の力は強い。そんな力のあるメンバーを失うことは大きな痛手にも見える。

 

水無瀬さんについては新メンバーとして加入したばかりなのに、という思いがある。早すぎない?

 

そして、彼女らの呟きを見るに、どうしても円満な卒業には思えないのである。

 

「ごめんなさい」「申し訳ない」といったファンに対して謝るような文言。

アイドルの卒業の瞬間をちゃんと見るのはこれが初めてなんだけど、「みんなとのお別れは悲しい」とか「今までありがとう」とか「これからも頑張る」とかそういった悲しみと希望が混じったものだと勝手に思っていた。

 

でも彼女らの呟きから感じるのは討たれた武士が死に際に悔しさを語るのに近い印象を受ける。

 

ファンはリプライで「ありがとう」とか「最後までがんばろう」とかそういうこと言っててさ、何人かは「ごめん」とまで言っている。

 

卒業のときに「ごめん」なんてアイドルやそのファンに言わせるべき言葉ではないんじゃない?

 

4人の夢アド卒業はスタン落ちであるという説を唱えたい(妄想込み)

4人揃っての卒業に対して、「大人の事情」といった言葉のもとに色々推測されている。

個人的にはプロデューサーも離れるあたり、SMAPに近いものを感じる。

 とまぁTwitterで「夢アド」で検索していたのだが、下の呟きをみつけて、どこか腑に落ちた。

稼働=ライブとして読んだ。かなり売れてしまうと確かに小さいイベントには呼ばれなくなる。デカいイベントの数は多くないからそれだけだとライブの機会は減る。

安売りできない、稼働率が上がらない……商売でいうところの在庫を抱える状態に近いのかな(解釈違っていたらすみません)。

 

 

完全に個人的な憶測・妄想なんだけど、今回の卒業はスタン落ちを狙っているのではないか。

 

スタン落ちとはスタンダード落ちの略。

「スタンダード落ち」とはTCGにおいて、公式大会に使われる標準的なレギュレーションで定期的に過去のカードを使えなくするルールのこと。略称は「スタン落ち」。
カード効果に直接干渉し過去のカードを弱体化させるルールの変更も、性質によっては事実上のスタン落ちとみなされる。

https://w.atwiki.jp/yugihonsure/pages/611.html より引用。

 

w.atwiki.jp

 

理由は2つ。

①オリメンの力が強いので弱体化を図った

②新規顧客を獲得しやすい環境づくり

 

①オリメンの力が強いので弱体化を図った

現在の6人体制の夢アドは力が強すぎる。

だから4人を卒業させることで一旦夢アドの力を弱めようということではないか。

 

現在夢アドの稼働率は低い状態である。それは夢アドが(言い方は失礼だが)そこそこ力があるからだ。

 

オリメンに力があるばかりに「夢アド」と「夢アドメンバー個人」の力のバランスが崩れている。

 

影響力のあるメンバーが抜けて残りのメンバー2人(+新メンバー入るのかな?)で進めれば確実に夢アドの力が弱くなる。

力を弱めて小さいものも選べる状態から再スタートを切ろうということではないか。

 

ある程度突き抜けてしまったから階段で立ち止まったわけで、小さくやり直せば登り続けることが可能になるかもしれない。

 

②新規顧客を獲得しやすい環境づくり

ついでに言うと新規の開拓もしやすくなると思う。

売上=客単価×客数であり、両方を伸ばしていくのが肝だが、イベントでの客単価なんて上限があると思う。客単価を上げるよりも客数を増やすことの方が収益につながる。

 

現状の夢アドは客数が増えにくいと思う。上の呟きであったようにデカいフェスなりイベントを選んでいくしかないので稼働率が低い。

 

新規顧客を稼げる場がデカいフェスとかになると思うんだけど、競合が多いうえにライブを見てもらえない可能性もある。

 

例えば大体のフェスって同じ時間帯に別のステージで他のアイドルがライブやってるのを普通に見る。夢アドはかなり売れてるからトリやそれに近いポジをもらう機会って多いと思う。トリ近くなると実力のあるアイドルが出番になるんだけど、ぶつかるように思えてならない。

新参にとっては「夢アドか○○(任意のアイドル)か」の二択で迷って、どちらも知らなかったら夢アドを選ぶ確率は1/2くらいでしょう。

だからデカいフェス、しかもかなり売れてしまった場合、新規って掴みにくい構造に見える。

 

「夢みるアドレセンス」というタイトルと山下さん、山口さんは残るし、既存メンバーが離れても応援する人は多く残ると思う。そこに期待している部分もあると思う。

 

今後について

別に私個人が今後どうするかなど書いたところで何にもならないのだが、彼女らのTwitterアカウントはフォローし続けようと思う。

卒業したあとも、特に荻野可鈴さんについては応援したい。

 

12月20日のラストライブだが、これには行けないと思う。それは予定が合わないとかそういう意味ではなく、本当のファンに申し訳なく思うからだ。

O-EASTのキャパシティは1300、チケット難民が現れるのではないか。そうなって私が運よく行けた場合、それは本当に行きたい人が行けないという事態にもなりうる。

行きたいけどね。

 

ここまで書いて卒業に対して実感がわいてきた。

こんなのに耐えていくなんて、アイドルオタクすげぇな……。