こんばんは。
「顔面の粉飾決算」という言葉はこのブログで度々現れる言葉で、ひっそり流行らせたいと思っている(思ってるだけ)。このブログで顔面の粉飾決算という言葉が最初に出たのは↓の記事
ところで最近TwitterでFaceAppという性転換アプリが流行っている。撮影した顔写真を男性の顔⇒女性の顔、女性の顔⇒男性の顔というように「もし自分が男性/女性だったらどんな顔だったか」 画像編集するアプリで、性転換した画像をTwitterに投稿するのが流行っている。
これがまたみんなこぞって投稿するものだから面白い。中にはアイドル顔負けの美少女も現れて受精卵の偶然によってこの世はこんなにも変わるのだなと思わされた。バタフライエフェクト。ここまで来ると粉飾どころか別会社の決算書をパクってきた感じだ。
今回はこのアプリの流行を通して顔面の粉飾決算をする女性の理由は何なのかを考えたい。マッチングアプリにおいて女性は必ずしも悪意を持って顔面の粉飾決算を行っているわけではないとも考えている。
女性が自撮りを加工する理由①自分の写りに自信がない
今まで私が考えてきた、女性が粉飾決算を行う理由はこれだ。不都合な事実(写りの悪さ)を隠したいがための加工。
自信がないだけならば良いが、もし「加工した写真だとしてもマッチングすればそれでいい」という考えがあれば、それは悪意を含んでいる。
自己を表現しているのではなく、自己を隠すために加工を行っている。
女性が自撮りを加工する理由②画像加工、共有するのが楽しい
今回の件で気づいたのがこれだ。自撮りを加工してみんなで共有するのが単純に楽しい行為なのだ。
今回の件で男性(つまり投稿写真は女性の顔)も多かった。恐らくだが、性別に関係なく画像加工は楽しいのではないだろうか。その根っこにある理由というのは転換された顔が面白いとか、良かったとか、ifの自分に想像が掻き立てられるとかだと思う。
うまく行ったときに「盛れた!」と言うのは完全にもう女性がキャッキャ言ってるそれと変わらない。なんだよなんだよ普段すかした顔してんのに自分が美少女になったら喜んじまってよー。
普通の自撮りを加工する女性も楽しんでいるだけで、悪意は全くないという人結構いるんじゃないかな。
悪意のない粉飾決算でも、マッチングアプリではダメ
で、ちょっと思ったのがマッチングアプリで見る顔面の粉飾決算って悪意のあるもの/ないもの両方があるんじゃないかということ。
流石に粉飾決算を行っていることに気づいても、それが悪意に基づくものかどうかまでは分からない。私は今まで悪意のあるものしかないと思っていた。しかし今回の件を通して悪意のない加工もあるんだなーと思った。
だが、やはり加工した画像をマッチングアプリに持ち込むのは損だと考える。例え悪意がなかったとしても実際会ったときに相手が「実物と違う」とか「騙された」といった感想を与えてしまう可能性がある。悪意はないのに。そんなつもりはなかったとしても。
結局どんな理由で画像加工を行うにしても、結果として印象が悪くなるならばマッチングアプリでは出さないほうが良い。
内輪で盛り上がるのに留めておくべき。一番盛り上がるのは同性間で共有した場合だろうしね。
例によってオチはない。