正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

状況を変えればいいのね

こんばんは。

 

最近何事にも本気になれていない気がする。その中でも特に本気になれないのが生活を整えることだ。自分の生活がどんどん乱れているのに気づきながらも、整える気になれない。実は最近ガスが止められたのだが、それを戻してもらうようガス会社に連絡する気になれない。

 

というのも、ガスがなくても生活できてしまうからだ。ガスの用途としては主にお風呂と料理がある。

お風呂は銭湯やジムのシャワーで賄える。むしろシャワーのためにきちんと毎日ジムに行って有酸素運動をしている(筋トレは意思が薄弱なのでやめた)ので完全に生活にプラスになっている。

 

また、ご飯も外食やお持ち帰り、スーパーの総菜だってある。電気を使えば炊飯器が使えるのでおかずさえあれば自炊よりもちょっと高いくらいで済む。

 

そんな生活を1週間程度行ってきたわけだが、それではダメだと気づき始めた。心が冷えてきた。

人は温かいものを食べると心が回復するらしい。出典は3月のライオンだったかもしれない。記憶はいつだって不確かだ。

 

惣菜がことごとく冷えている。温かいご飯で回復しても冷えた惣菜で相殺だ。惣菜を家で温めれば良いという話もあるが、我が家には電子レンジがない。また、スーパーの電子レンジはコロにゃんの流行によりイートインコーナーの廃止に伴い使えなくなった。

冷えた惣菜を食べているから、心は回復しないまま冷え切っている。仮面夫婦の心よりも冷えている。キンッキンに冷えてやがる……っ

 

とまぁこのままではいけないと思ってはいるのだが、ここで問題なのが現状維持の方が楽だということだ。ガス会社に連絡するよりも今の生活を続ける方が楽だと考えている。バカなのではないか?と我ながら思うが現状維持の方が楽だと本気で思っている。

 

こういう経験をして、「良くない状況」から脱せない人々の気持ちが分かるようになった。

例えば正社員の方が良いという認識を自身が持っていながらも(それが正しいかはさておき)正社員になろうとしない人がいる。その理由の一つは苦しいながらも今の状態でも生きていけるからだと思う。今のままでも生きていけるから惰性で今の生活を続けてしまう。これは原因が状況・環境ではなく本人の心にあるため、自覚していない人よりも厳しいと思う。

 

簡単に言うとぬるま湯で、最悪気づかないうちに茹でカエルになってしまう。

抜け出すために必要なのは明確な理由だと思うが(ブーメラン)、有効なのは状況の変化を自分で起こすことではないかと考える。

 

私のガスの場合はどうしても自炊しなければならない状態を作ればガス会社に連絡する気になれると思う。まぁ自炊しなくちゃいけない状況なんてそう簡単には作れないんだけど。

 

例によってオチはない。