子供の頃は自信を持って自分の得意なことを答えられたのに、歳を重ねるにつれ自信がなくなってしまう。自分や周りの人間を知っていくと、素直に何かが得意だと言えなくなっちゃうよね。
ちなみに最近私が得意になったのは前回記事の次回予告をこっそり書き換えて再投稿すること。
ところで(唐突)まだ外食で消耗してるの?
いつぞやの記事で自炊を推しているので読んでない人は流し読みして!!
で、得意料理を聞かれる場面って婚活だとまぁまぁあると思う。
「自炊しています」と言おうものなら、得意料理を聞かれるなんてオタクにアニメの話を振ったらよく分からん早口で延々と語られるのと同じくらい当たり前のことだ。
今どきそんなオタクもなかなかいない。
女性「プロフィール見ました~自炊されるんですか?」
男性「オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですねwww
おっとっとwww拙者『キタコレ』などとついネット用語がwww
まあ拙者の場合自炊好きとは言っても、いわゆる家庭料理としての料理でなく
食味探訪として行っているちょっと変わり者ですのでwww孤独のグルメの影響がですねwwww フォカヌポウwww拙者これではまるでオタクみたいwww
拙者はオタクではござらんのでwwwコポォ」
女性「」
就活では想定問に対する答えを予め用意しておくが、それと同様婚活においても想定問に対する答えは用意しておくべきだ。準備の段階で戦いは8割方終わっているのだ。
今回は得意料理を聞かれたら「肉じゃが」と答えるべきだと主張したい。
あ、答える側を男と想定しているので悪しからず。
今回の記事の要約
・男は黙って肉じゃが!
・簡単にできるものは「料理を仕方なくやっている感」が出てしまう。その一方、手間がかかるものは「男の休日料理」感が出てしまう。
・肉じゃがは家庭料理に求められる要素を兼ね備えている。
なぜ他の品目ではダメなのか
男が得意料理として挙げるものには大きく2つあると思う。1つが手間のかからないもの。もう1つがめちゃくちゃ手間がかかるもの。前者の代表格は鍋や野菜炒め、後者は鶏の塩釜焼みたいなもの。
それら料理の印象は聞く側からすればどうなのかという話。
手間がかからない鍋や野菜炒めを得意料理に挙げる男性は、自炊の面倒くささを理解している。「自分しか食べないし簡単なものでいいや」という考えで鍋、野菜炒めを作り、常態化している。
料理の大変さを知っているというのは女性からすれば「苦労を理解してくれている」とも取れそうだが、「料理ができる」というよりは、「仕方なくやっている」感が出てしまう。料理することに疲弊しているように見えると思う。
実は私もペアーズで何回か自炊の話をしているのだが
相手「自炊されるんですね!得意料理はなんですか?」
ぺに「野菜炒めです!~~~~~(何か言葉を付け足す)」
相手「そうですよね、仕事忙しくてちゃんと作る気なくなりますもんね^^」
ぺに「ちげぇし(図星)」
大体がこんな反応で、野菜炒めと答えるだけで「仕事が忙しくて作る意欲がわかないから野菜炒めを作っている」と判断されている。
これを好意的に解釈する人がどれだけいるか分からないが、はっきり良い評価ではないと思う。
一方、鶏の塩釜焼みたいな手間がかかるものは、いかにも休日に男が作るもの。休日にしか料理しない(普段は料理しない)ように見えてしまう。
よーしパパ手打ちラーメン作っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
絶対ママがあとでプンプン怒りながら片付けするやつじゃん……。
日々料理する苦労を知らないけど、料理することには疲弊していなさそうに見える。
とにかく、男の挙げがちな得意料理は婚活の場での回答としては微妙というか、受け手の解釈に委ねられていると思う。ベストではない。
もっと盤石な選択肢はないだろうか?
家庭料理に求められるものとは
そこで肉じゃがだ。
毎日料理をやっている感、手抜き感がなくバランスがいい。肉じゃがの素を使っていない限り自分で味付けするわけで、テクニックもアピールできる。
そもそも家庭料理に求められるものってなんだろう?私はアレンジ力とクリエイティビティだと思う。2つのアビリティがファミリーみんなでテーブルを囲むホームリーなシーンをプロデュースするってわけ!!
言い換えると、既存の枠から少しはみ出ることと、そこにあるもので何か作る能力!
定食屋と比較してみたい。
定食屋はメニュー表に載った品を毎日同品質で提供しなければならない。そのために仕入れるものはいつも同じだ。
しかし各家庭はどうかというと、別に毎日同じ品を提供する責務はないし、仕入れもその時々に安いものを買うなど非常に流動的だ。
当然だが、どちらが良いとかそういうものはない。
しかし、家庭料理にはある程度のアレンジ力が必要なことが分かる。レシピ通りにしか作れないと材料にムダが生じてしまう。
肉じゃがと答えればアレンジ力とクリエイティビティが表現できると思う。
材料を牛肉ではなく豚肉にしてみるとか、冷蔵庫の中身を見ながら具を変えているなどの言葉を付け足せばいい。
上は野菜炒めだったら手抜き感が増す表現だが、肉じゃがに変えればむしろ工夫しているように見える。
品目で印象が変わる。
100円で福士蒼汰とデートできたらラッキー!って思うかもしれないけど、100円で私とデートすることになったら罰ゲームっぽいでしょ?それと同じ!!
「お袋から教わった肉じゃがを自分流にアレンジしているよ^^」という回答が最強なのではないだろうか?ちなみになんで「肉じゃがと言えばお袋の味」みたいな認識が世間にあるのかね?
まとめ
得意料理を聞かれたら肉じゃがと答えて料理に手抜かない&家庭料理のポイント押さえてまっせ~~~!ってアピールをすること!!
ちなみにこの件については女性は「ちょうどいいブスのススメ」とか読んだらいいかも。
美人でもブスでも参考になる。
次回予告。
名古屋旅行編