正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

ボルバルザーク

こんばんは。3連休明けの月曜日、いかがお過ごしだろうか。私は無事心が骸になっている。

 

土曜日、日曜日にアポがあったので報告したい。

土曜日は福祉介護の仕事をしているAさん、日曜日は保育士さんのBさんだった。もはや連チャンには慣れてしまった。

 

土曜日から。

 

この日は二人でとある工房に併設されているカフェでランチの予定だった。集合は12時。私が時間丁度に着くと、既にある女性が入口前で待っていた。

 

スマホを弄っていた彼女は、こちらに気付くと「もしかして○○さんですか?」と私に話しかけた。

 

とても華奢な彼女。スマホを持っていたのは私に連絡しようとしていたかららしい。ペアーズの写真よりかわいいと思う(そんな変わらない)。

時間通りに来て良かった。

 

ところでこの工房、私の仮住まいからとても近い(徒歩五分程度)のだが、来るのは初めて。この工房で食べられるランチは雑誌でも取り上げられるなど、人気のある様子。

 

入るとそこには辺り一面の漆器(本当は違うけどフェイクのため漆器ということで)。それらの販売コーナーを潜り抜け、カフェスペースに辿り着いた。透明感のある場所。どうやらこのカフェスペースは昨年できたらしい。

 

まず席を確保して、それからレジで注文するというスタイルは初めてかもしれない。レジでお金を支払った後は番号札を渡されて、その番号札のあるテーブルに注文した品が届く。

 

そこで、Aさんにはメニューを決めてもらった後席に座っていてもらい、その間に私が注文してきた。

私はピザセット、Aさんはカレーセット。

 

注文した後にセルフサービスの水を2人分テーブルに持っていったら、そこには既に2つのコップが置いてあった。Aさんが既に用意してくれていたようだ。2人して笑ってしまった。

 

前回の反省を活かし、声はちゃんと出せていたと思う。少なくとも聞き返されることもなかった。

 

dramadmara.hatenablog.com

 事前準備として彼女とのやり取りを振り返っておいたのは我ながら良かった。やはり自分の会話能力と照らし合わせると事前準備は必要不可欠だ。

 

彼女の職場の話、趣味の話、というよりは人間関係の部分を掘り下げた。間違いではなかったと思う。Aさんの職場は不定休らしく、休日の過ごし方も他人と過ごすようなものではなくなっているようだ。

 

そんな話をしているうちに食べ終わり、我々は工房内をうろついた。料理の感想は誰も求めていないだろうが、美味しかった(小学生並の感想)。

 

販売コーナーでは話題に事欠かなかった。「これめっちゃ高いやん」「これドラえもん模してるね」……

こういう食事以外も楽しめるようなところだと話が途切れなくていい。単純に一人でも楽しめるし。

 

実はこの工房、体験コーナーもあるらしく、20人くらいの人が体験していた。参加には事前の予約が必要らしく、今回は断念し2人で眺めるだけだった。この場所は初回よりも2回目向きの場所なのかもしれない。

 

別れる前にLINEを交換した。次に会う時は彼女の早番の日。好きらしい肉料理が食べられる店を調べておくと約束してお別れ。水を用意してくれる優しさ、会話の楽しさを思い返し、また会いたいと思った。

 

そうそう、会計時には、今日はおごりになるのかなーとか考えていたんだけど、ちゃんとお金渡そうとしたところも嬉しかった。そんなに高くなかったんだけどちょっと多めに出した。

 

さて、日曜日である。

 

この日は二人でとある工房に併設されているカフェでランチの予定だった。集合は12時。

 

ん?勘の良い方ならばわかるかもしれないが、同じ工房で、同じ時間に待ち合わせたのである。実はかなり良い場所なんだろうなと思って今回は内容を固定してみた。

 

私が時間の少し前に着くと、入口前には誰もいなかった。

 

少しすると、集合時間となり、Bさんが到着した。いつ来るのかな、早く来すぎたかなと私が感じていたこの気持ちもAさんは感じていたのだろうか。

 

目が大きい、ちょっとふくよかな女性だ。

 

2人で中に入り、既視感のある販売コーナーを潜り抜けるとそこにはいつか見たカフェスペースがある。

 

昨日知った通り席を取ろうとしたが、どうも様子が違う。日曜日ということもあって昨日とはくらべものにならないくらい人が多いのだ。ファミレスによくあるウェイティングシートを書かされるくらいに人があふれており、昨日の透明感もやや薄れていた。

 

待っている間は販売コーナーを見て回っていた。……昨日ほどの感動がない……。「これめっちゃ高いやん」「これドラえもん模してるね」という言葉を出すには出したのだが、自分の中で消化しきったものを再度吐き出すのは至難の業だった。

 

待ち時間が長いこともあり、身の上話が展開されていく。家族の話、仕事の話……。

 

 

そして彼女の癖に気付く。「~~~的な?」「~~~みたいな?」といった語尾を多用すること、そしてこちらの話をあまり聞かない傾向があるように見受けられた。

 

私は、会話の最中には相手に対して自分がどの程度理解しているかということを示す必要があると感じている。そこで私は相手の言っていることを言い換えながら(私はこのように解釈していると示しながら)話を聞くようにしている。しかし、Bさんはその言い換えの内容を無視して話を続けるように見えた。

 

私にとってはそれが、「彼女がこちらが理解しているかは気にせず話したいだけ」というように見えてしまった。もっと言うと、。私の言い換えの内容を理解できていないように見えた。実際、相槌は「うん」だけの方が彼女はずっと楽しそうに話していた。

 

こういう女性は初めてだったが、双方向のやり取りだとは思えなかった。

 

と、色々あったがついに席に座れることとなった。危うく本当に間が持たなくなるところだったので一安心した。

 

Bさんにはメニューを決めてもらった後席に座っていてもらい、その間に私が注文してきた。いつか見た光景である。

私はそうめんセット、Bさんはピザセット。さすがに前日と同じメニューを頼む気になれなかった。

 

食事中は、なぜか学校給食の話をしていた。

 

食後は特に見て回ることもなく、解散となった。連絡先は交換していない。なぜだか分からないが、私はBさんを苦手に思ったからだ。語尾とか話し方の部分だと思う。

 

Aさんとはまた会える感じなので、次会う時はもっと楽しませられるように頑張りたい。