こんばんは。
今日は友達と映画を観に行った。相手は小中高一緒の友達。
集合は駅前。歩いて20分くらいのところに劇場がある。比較的新しいところで、今まで行ったことがなかった。ていうかもう外が寒くて辛い。なんやこれ。耳が痛い。
道中、なぜ富山に戻ってきたのか、最近何をしているかなど当たり障りのない話をしていた。
友達「他の男の人とは二人きりでは遊べないな」
私「なんで?」
友達「会話続かないし、彼女ができるような男だと私も相手しにくいし」
……はやく彼女を作らねばと思い直した。
正直この友達と会っていることを他の人に伝えると、「キープされているのではないか」と言われることがあるが、その心配はない。このやり取りで見て分かるように、彼女は私を男性として見ることはない。キープですらない。
それはそれで悲しいが、ただの友達なので気も楽だ。
さて、今回映画を見るのはその友達が「来る」という映画を観たいと言い出したからだ。ホラー映画である。率直に言うと私はホラー映画が向かないタイプだと思っていたのだが、食わず嫌いは良くないと思って「来る」を見ることに賛同した。絶対自発的には観に行かないからね。
さて、「来る」を見たのだが、情けないほどめちゃくちゃにビビってしまった。一番ビビったのは……とか言うとネタバレになってしまうかな。ただ、最後の独特な終わらせ方は何だったんだろう……。
その友達は余裕の表情で観ていた。一方、私は震えていた。ぜひ老け顔のアラサー男性がかばんに顔を埋めながら震える姿を想像してほしい。気持ち悪いだろう。
彼女が出来てもホラー映画は一緒に見られないということが分かった。
そのあとは歩いて駅前の方まで行ってご飯を食べた。ラーメンなんて久しぶりに食べた。豚骨がベースで、魚粉?が入っているのかな。美味しかった。友達はビールも飲んでいる。本当に美味しそうだが、私は車で来たので飲酒できない。なぜ私は車で来てしまったのか。反省しきりである。
話していたのは映画の感想、ペアーズの進捗、最近の失敗の話。
「ペアーズのプロフのここがダメ」「最近はどんな女の子がいるの」いつからコンサル業なんて始めたんだお前は。
そうそう、途中、店の外から私に向かって誰かが手を振っていたように思うのだが、気のせいだったのかな。話の主旨に関係ないけどめちゃくちゃ気になった。
会計後スマホを店内に忘れる失態を披露する等、らしさがいかんなく発揮された会食だった。
閑話休題。
そのあとはカラオケに行った。1時間。やっぱりお互い好きな歌を歌うんだよね。それがいい。ところで彼女はYoutubeで楽曲を知るスタイルらしい。昔はテレビが情報源だったのに時代はやっぱり変わっていくんだなあと思わされた。
そして喫茶店で時間つぶし。朝の時間帯に行ったことあるんだけど、その時は普通の喫茶店だった。どうやら夜はバーになるらしい。タコのカルパッチョうめえや。
話は彼女の仕事の話。詳しくは書かないが人間関係で思い悩んでいるようだ。私には話を聞いて気持ちを分かってあげることしかできない。
いや、本当に分かってあげられたのかな。辛いのは分かった。でも、それ以上何もしてあげられなかった。情けない話である。
男ってこういうとき具体的な対処法とか言い出すけど、それすらしなかった。
時間が来てさよなら。なんと会計のときに奢ってくれた。なぜならば明日は私の誕生日だからだ。ラーメンを食べてた時に「え!明日誕生日?なんか……ごめんね」と言われたのを思い出す。いやー本当だよ他の女の子と遊ぶ予定を入れたかったのに(大嘘)
というわけで(?)、最後の店では奢ってくれた。いや、本当はうまくワリカンできない状況だったからなんだけどね。
私は女に奢ってもらっても平然としているプライドのない男なのだ。いや、今度会うときはこっちが奢るから……。
それまでに友達も元気を取り戻していればいいなと思う。