正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

初めて虹を見つけた日を今でもちゃんと覚えていた 

※ネタバレかも?しれないので気になる方はここでバックしてください

 

 

 

 

 

 

今日は記念日だ。そのために神奈川県までやってきた。

誰の何の記念日か。それは虹のコンキスタドールの5周年記念日である。そしてそれに合わせてライブが行われた。

 

会場は横浜。なかなか遠いので特典会はあきらめていた。朝、始発の新幹線に乗って横浜を目指す……というのが目標だったのだが、遅刻癖をいかんなく発揮し、あえなく2本目に乗ることになった。

もともと特典会をあきらめていたからダメージは少なかったけど。

 

いつもは会場に着くまでのことも細かに書いているけど、今回は省略。

13時30分頃、会場である横浜ベイホールに着くとすでに整理列ができていた。今回のライブはチケットSOLD OUTだったらしい。人が多くてなかなか開場時間になっても入れなかった。小雨でしっとり濡れたけど暑いのとどっちがいいんだろう。

 

ここではクロークに荷物を預けるときにお金がかかるらしい。500円。いまだにこういったライブハウス?的なものに行くのに慣れていない。

しかし入場時に払うドリンク代500円はちゃんと覚えていた。やっぱり慣れてきたかも(手のひらクルー)

 

中に入って驚いたのが会場にでかい柱があること。これ見えへんやん……。整理番号が特別良いわけでもなく、案の定あまり良い位置につくことができなかった。柱と人の間から彼女らを見ることになった。

 

それでも嬉しかったし楽しかった。やっぱりライブは臨場感があるし、その場でしかもう見られないんだから絶対行くべきなんだよな。

 

セトリは以下のとおり。

女の子むてき宣言

戦場の聖バレンタイン

THE☆有頂天サマー!!

ずっとサマーで恋してる

限りなく冒険に近いサマー

天文学的ノンフィクション

真夜中のテレフォン

~推し曲メドレー~

chaos and creation

君は無邪気な夏の女王

じゃんぷ!

奇跡100%

わたし時々、魔法少女

電光石火、夏花火

↓エイリアンガール・イン・ニューヨーク↑

LOVE麺 恋味 やわめ

パラダイスな片思い

きみの気持ち教えて

in(door)the Summer

トライアングル・ドリーマー

~推し曲メドレー~

初めて虹を見つけた日のことを覚えていますか

心臓にメロディー

あなたと見る青空に明日も虹がかかりますように

やるっきゃない!2018

愛をこころにサマーと数えよ

 

曲の前に一言。新衣装、直接見るとなおさらかわいい。MVで見るよりも100倍かわいい。ていうか一番驚いたのがメンバー全員腹筋がすごいのよ。遠くから見ていたんだけど、それでも分かる腹筋の鍛えられ方。相当練習なりトレーニングしているんじゃないかな。私も「ダイエットがんばろう」と思わされた。アイドルライブの感想で出る言葉じゃないよな。

 

でもそれくらい鍛えていないと「ずっとサマーで恋してる」とか「愛をこころにサマーと数えよ」の振りは耐え切れないのかもしれない。メンバー同士で馬とびしたり背に乗せたりって歌いながらやることじゃないでしょう。

 

さすがに1年弱虹コンを調べていると。知らない曲が無くなってきた。そんな中、天文学的ノンフィクションは始めて聴いた新曲だった。サイゼリヤに行きたくなる曲(違う)。

 

パラダイスな片思いのセンターを山本さんが務めていた。どうも山本さんの推しだったらしいがちょっと意外。でもウォーキングがめちゃくちゃ様になっていてよかった!すごく堂々としていて「これ!!」感があった(伝われ)。

以前LINELIVEか何かで的場さんが「りおにゃんは大物」みたいなこと言っていたけどなるほど今日のライブを見て私もそう感じた。

 

推し曲メドレーが終わったあとにメンバー全員のMCがあった。好きなことを仕事に、と語る隈本さんや岡田さん、虹コンでいつまでもやっていくと強く語った安心安全の鶴見さんや片岡さん、ここまで来れたのは虹コンやオタクのみんなのおかげだと話した大和さん(オタク呼ばわりに会場みんな笑ってた)、虹コン大好きマンを家族だと言った根元さん、虹コンを守ると話した的場さん……

 

たった1年しか虹コンを見ていないのにメンバーのこれまでの5年間、これからの6年目に向けての思いを聞いていると自然に涙が出てきた。おっちゃんはこういうのに弱いんだ。

 

特に印象に残ったのが山崎さんと中村さんだ。

彼女らからは話している中で「こんな自分」なんて言葉が何回か出ていた。特に今の中村さんからそんな言葉が出てくるなんて全然想像できていなかった。

 

山崎さんは「こんな自分が」だけじゃなくて「ほかの12人もかわいいのに私を選んでくれる人がいてくれて」とか言ってて、お前なんで自信失ってんだよ!って言いそうになった。

ここからは想像。きっと今まで周りと自分を比べていたんだろうな。そういうところって自分と重ねてしまって、なおさら放って置けない。

ところでMCの最後に「今は思春期だからメンタル不安定だけどよろしくお願いします」って発言がめちゃくちゃ面白くて、泣いて良いのか笑って良いのかよく分からんかった……多分この子は天才だと思う。

 

中村さんは1期生で、MCで話していたように虹コンのファンが0人の時代から頑張ってきた。特典会で列がつかないこともあった。そんな時代を走ってきたからこそ今目の前で振られている赤色のサイリウムに重さを感じているのかもしれない。話している最中に涙が見えて、もらい泣きしそうになった。

 

彼女らの決意やこれからも6周年、7周年を目指していくという言葉を聴いて夢っていうのは地続きなんだなって思った。

今まで私の中で夢っていうのはどこか空の上にあるものだった。それに届くように努力する。その場でジャンプしてみたり、足りなければ助走をつけてみたり。

でも彼女たちのがんばりを見ていたらその考え方は違うんじゃないかと思い始めた。きっと夢は上ではなくて地に足をつけて歩き続けた先に到達できるものなんだ。まっすぐ歩き続けていくのが正解なんだ。

 

そう思っていた矢先、次の曲が始まった。

 

「初めて虹を見つけた日のことを覚えていますか」

この曲を入れるのはずるい。

彼女たちが今踊っている風景とは別に、脳内では初めて虹コンを見た日を思い出していた。

 

dramadmara.hatenablog.com

 加賀温泉郷フェスでバスルームマジックの衣装で飛んで跳ねる彼女らに熱を感じたのだ。やるっきゃない!2015に泣いたんだっけ。なんだ、ちゃんと覚えてるじゃん。

「あのとき虹コンに出会えてよかった。」なんて思いながら今もこの曲で泣いている。泣かされっぱなしだ。そういうところは変わらないんだな。変わらなくてもいいのかも。

 

 

そうそう、今日気づいたんだけど、ライブが進むにつれて私も自然に声が出るようになった。ウーッハーッとかハイッハイッハイとか、ちゃんと声援も送れるようになっていた。ファイヤーナントカジャージャーはまだよく分からんけど。

今まで、在宅オタクでも良いんじゃないかって思ってたけどいつの間にかライブも楽しめるようになっていた。

 

明日も明後日も、その先もずっと虹がかかるように、もっともっと彼女らのライブに行きたいと思う。