正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

出会いが欲しい人は選ぶべきではない資格講座を教えます

こんばんは。

 

社会人は出会いがない、とはよく言われていること。

 

だが、もし出会いが本当に欲しいならば自ら新しい場に飛び込んでいく必要があると私は考える。

それとはまったく関係ないし、決して「社会人 出会い」と検索したわけではないのだが、グーグルの海をさまよっていると下のページを見つけた。

 

vg-fes.com

 

だからというわけではないが、今年の6月からある資格講座に通っている。そのため、毎週火・金曜日の仕事終わりにに50㎞離れた市まで車で向かって講座を受講⇒再び元の市まで帰るという生活を送っている。あまりに遠いため、最近は通うのがつらい。

 

通っているのは日商簿記の2級の講座である。

 

正直に言うと、あわよくば若いチャンネーがいるのではないかと思ったから受講した。いや、あわよくばよ?あとちょっとは仕事の役に立つでしょうというザルな読み。

しかし、簿記講座は出会いが欲しい人にとっては何の役にも立たないクソ講座であることが分かった。その様子と選ぶべきではない理由を紹介したい。

 

この記事を書いているのは誰のためでもない、私の下心のための鎮魂歌。

 

講座の様子

初日、私は予定時刻10分前に教室に入った。初っ端から遅刻はさすがにまずいという意識があった。後にこの気高い思想は崩れることになる。

教室には既に何名か座っていた。

何を発音しているか聞き取りにくい若い男性1名と頭が寂しくなりつつある中年男性3名。未来の自分かな?

 

彼らはお互いが隣り合わないように離れて座っている。私も離れて座った。

若いチャンネーが来た時に私の隣に座ってくれたりするかなーなんて淡い期待を持っていた。これからやってくるのは甘酸っぱい学園生活に違いない。

消しゴムを貸しあったり、教室で居残り勉強したり、休日にカフェで一緒に勉強したりマクドナルドでスマホの充電したり……。

 

青春を取り返すんだ。

 

教室は30名以上収容できる広さで、さすがにまだまだ来るのだろうと思っていたのだが、先生がやってきて「よろしくお願いします」の言葉から教材を配り始め、そのまま講座まで始めてしまった。

「え?始めるんですか?」と言いそうになったのは私だけではない(はず)。

 

どうやらこれで全員らしい。先の4名に私を加えた5名で講座が始まった。

広い教室が寂しく見えてしまった。

 

別に若い女性がいなかったからではないが、初日からやる気がなくなってしまった私は講座の内容がまったく頭に入らなかった。銀行がどうのこうのと言っていた気がする。どうでもいい。

 

なお、その次の講座から女性が参加したのだが、オバサンだったことを追記しておく。

 

ここに出会いはなかった。幸い受講料は会社持ちだったので金銭的には交通費しかダメージがないのだが、得られるのが簿記の知識だなんて泣きなくなる。というか泣いた。

 

なんで簿記2級の講座に若い女性がいなかったのかを考察したい。

 

 

出会い目的で選ぶべきではない理由① 若干ガチ系の色が強く受講者自体少ない

簿記2級に対するイメージは様々だが、それなりに難しいという意見もあるが、そうではないのだろう。

端的に結論を言うと、「商業簿記と工業簿記の両科目で点数を取らないといけないので、文理ともども簡単には受からず、相応に苦労はするけれども、勉強さえ続ければ必ず合格できる」難易度です。

https://dokugaku.info/koremade_sikaku/boki/boki_2kyuu_nanido.htm より引用

多分、多くの人は合格するためには苦労する。普段の社会人生活でさえ忙しいのだから挑戦への心理的障壁が大きい。

また、3級⇒2級とステップアップしていく人、3級だけで充分という人もいることを考えると、どうしても3級を受験する層より2級を受験する層の方が少ない。

それらを鑑みるとやはり簿記2級の講座を、しかもお金を払ってまで受講しようとするガッツは普通の人にはないため、母数自体が少なくなるのは当然だ。

 

ちなみに3級の講座には今年度の新規採用の中でいちばん可愛いと評される別事業所の女性が参加していたらしい。結果論だが、3級にしておけば他にも若い女性がいたかもしれない。

 

3と2。1しか違わないのにその差はあまりにも大きかった。

 

出会い目的で選ぶべきではない理由② 受講生同士の会話がしにくい

簿記というものは各々がそれぞれひたすら机と向かい合うものだが、基本的に講座も先生から受講生に向けて話す一対多の形式で進んでいくのでひたすら先生と机を交互に見やるのだ。

 

違う。机ではなく人と向き合わなければならない。

逆に人と話せるような料理教室やスポーツ、お酒の勉強会なんかはよく出会いの場としてオススメされているけど、本当に良いと思う。

 

受講が終わった後ってみんなそそくさと帰るしね。というか人数が少なすぎて呼び止めると変な感じになってしまう。

 

どういう講座ならよかったのか

やはり受講生の母数が多くてお互いにコミュニケーションが取れる講座でないと難しいと思う。英会話教室とか料理教室とか。むしろ料理教室なんて完全に出会い目的の場でしょ(偏見)。

変に裏をかこうとせずストレートにそういう場に行けば良かった、なんて思うけど、仕事のためだと思って通うことにする。

 

試験がいつあるかは知らない。

 

例によってオチはない。