こんにちは。
最近インスタグラムにハマっている、というのは再三伝えてきた話だ。
インスタグラムをやっている
もしかして男から絡まれるクソSNSなのではないかという不安は消えないが、なんだかんだ楽しくやっている。
どうやったらいいねやフォロワーが増えるかを調べては実験するという繰り返しが面白かったりする。
アカウントには週3~4回以上のペースで投稿している。投稿しているのは主に麺類、丼類、定食など。色合いはとても茶色い。写真がことごとく茶色い。
フィルターにHafeを使っているというのも原因の一つだ。
統一感が大事だというし、多少はね?
写真の出来のせいかいいねがつかずフォロワーも減った?
ある日、あるカフェで食べたワッフルの写真を投稿したのだが、あまりいいねがつかなかった。いや、いいねがつかないだけならまだしもフォロワーが数人減っていた。
当時はまだ個人用アカウントだったため、インプレッション数が減ったかは分からないし、ましてやワッフルの画像がフォロー離れの原因かまでは分からない。
しかし、インスタグラムのフォロワーなんてなかなか減るものではないし、ワッフルの投稿と因果があるのではないかと考えた(決めつけれないけどね)。
思いついたのは2つ。
①麺類や丼物の情報が欲しくてフォローしたのに、関係のないワッフル画像が流れてきて嫌な気分になった
恐らく、フォロワーの多くは私が投稿するラーメンや丼もの、定食の類の情報が欲しくてフォローしている。
「ヘイ親父!ビール生で!」って注文してオレンジジュースが届いたら人によっては怒っちゃうだろうし、似たような感じで求めていないもの(ワッフル)を提供されても戸惑うのかもしれない。
②写真が良くない
そもそもスイーツ界隈はおしゃれでかわいい写真の巣窟である。そんな中普段ラーメンなどを勢いだけで撮影している私が乗り込んだところで映りには雲泥の差がある。スイーツは市場規模のデカいコンテンツなのでテクニックのない私の写真は見向きもされず流されるだろう。
①は置いておくとして、②はこれから改善する必要がある。なぜならばスイーツの投稿をしないにしても、これから投稿を続けていくうえでより多くの人に見てもらうためにはよりよい写真を撮るべきだからだ。
写真にアドバイスしてもらった
そこでそのワッフルの写真を題材にTwitterのフォロワーにアドバイスを募った。
この写真全然伸びなかったんだけど何がいけなかったのか誰か教えてくれ写真の出来以外の可能性もあるはあるんだけども pic.twitter.com/HT4oX0ViIL
— ペニー (@inmou_festival) September 30, 2019
何人か意見をくれだが、その中でひときわ目を引いたのがこのアドバイス。
撮影対象が遠い印象を受けます。
— 草々 (@Kusasou_Roger) October 2, 2019
この被写体だとワッフル表面のカリッと感やシュガーとのコントラストを出したい(気がする)ので、右下のナッツ群が見切れるくらいまでカメラを寄ってもいいかなぁと…
捉え方が根本的に違うのだ。
そもそも私はこのワッフルの何を伝えたかったのだろうか。
空虚。何も考えていなかった。非常に恥ずかしいことだが、なんかいい感じの雰囲気の写真が撮れればいいとしか思っていなかったのだ。
よく素人がコピーライティングをしようとして適当に響きの良い言葉を寄せ集めてしまい、何も商品を説明できていないあの感じ。
でもこの草々(くさそう)さんはきちんと対象を観察して対象の何を伝えるべきか考えている。それと比較すると私の写真はこれに限らず概ね全てにおいて記録でしかない。
サクサク感は私も伝えたかったことだが、その役目は全てキャプションに任せていた。むしろ写真は説明の補助になってしまっていた。
だが、主従が逆なのだ。インスタグラムはそもそも画像投稿アプリ。一番先に来るのは文章ではなくて画像なのだ。画像が一番直感的にその対象の魅力を伝えていなければならない。
撮影時のスタンスを直していく必要性を感じた。
まずは撮影したい対象の観察から入ることだと思う。昔読んだコピーライティングの本も同じこと書いてあった。
食べ物で言ったら何が美味しいのか、何がそそるのか。
トンカツで言ったらきっとサクサクの衣、ハンバーグで言ったらカットした断面から流れる肉汁……。
対象を観察してから対象との距離、構図の取り方、最終的にはフィルターを決める。
インスタグラムはプロフィール画面の統一感を求めるとどうしてもフィルターは同じものばかりになりがちだけれども。
そんな心構えで撮影すれば、さすがに今までの記録写真よりずっと良いものになると確信している。