正しい年の取り方

人生に迷うアラサー男が年相応になるまでの雑記

SUPER☆GIRLSのナツカレ★バケーションがなぜ気になってしまうのか

こんばんは。

 

私は未だに今年の夏が終わってしまったことに納得していない。もう秋になったのだから納得も何もないのだが。

不完全燃焼な私はひたすらアイドルの夏曲を聴いている。その中で今年一番の夏曲と言ったらSUPER☆GIRLSのナツカレ★バケーションだと思う。

 

www.youtube.com

 

なんでこんなキャッチーなメロディと歌詞を出せるんだ。

サビで手をクイクイクイ~ってするダンスめちゃくちゃ好きだし(伝われ)。

 

正直に言うと、この曲聞きたさにDRAGON QUEEN'S FESTIVALや@JAMといったアイドルフェスに行った。

dramadmara.hatenablog.com

やっぱり本物を聞くと良いよね。

特に阿部夢梨さんが気になった。なぜかすごい引き寄せられてしまう。それがなぜかなーと考えた末にしたのが下のツイート。

 

目に吸い込まれそうになるんだよね。狙ってやっているんだろうけどすごいと思う。

 

ただ、この曲に対して一点強い違和感があった。 

それは

 

水着の写真 送ってなんて「誰にでもこういうコト言う人なの?」

SUPER☆GIRLSのナツカレ★バケーション 歌詞より引用

という歌詞である。

私の周りに異性に対して「水着の写真を送って♡」なんて言う輩はいない。ていうか世の中見てもなかなかいなくない?ぶっちゃけ「そいつめちゃくちゃ変態やん!」って思ってどうして相手役がそんな変態なのかと不思議に思っていた。

 

でも、それに対してある回答を得た。

 

昨日ネットの海を彷徨っていると下のブログを見つけた。めちゃくちゃ良い記事だから絶対貼り付けた記事本体を読んでほしい。

ameblo.jp

この記事は ナツカレの歌詞について解釈を披露している。これに限らず、このブログはスパガのことについてひたすら記事が書かれており、その熱量に思わず他の記事もたくさん読んでしまった。深夜なのに。

生活リズムが崩れたのは完全にこのブログが素晴らしいからだね、仕方ない(責任転嫁)。

 

この記事では歌詞に出てくる主人公をアイドル、サーファーを憧れの対象、武道館として捉え、SUPER☆GIRLSが夢に向かって挑戦していく……という解釈をしている(間違っていたらごめんなさい)。

水着を要求というのも現実の彼女らの仕事にリンクしているのではないか。

 

そう思うと納得してしまった。

 

本当に詳しく書かれているのだが、記事中で特に好きな部分を引用したい。

しかし、この恋の結末以上に重要で注目すべきは、最後の一行にある「こんなに笑って泣いた夏は二度と来ないんじゃない?!」という部分ではないでしょうか?

この一行からは、主人公がこの恋に対して、全身全霊で向き合い、正面からぶつかって行った事が読み取れます。

何か1つの事に夢中になって取り組む事の価値や喜び…それに気付いた事こそが、主人公にとって何よりの“実り”になった事でしょう。



「主体的に恋をする」という事は「主体的に生きる」という事であり、「熱えるような恋をする」という事は「燃えるように生きる」という事でもある。

1人の男を一生懸命に愛した様に、1日を一生懸命に生きるという事。

だからこそ、人生は充実し、光り輝くという事。

そんな哲学的(実存主義的)な境地にまで、主人公は辿り着きます。

この恋の成否は分かりませんが、この恋によって、主人公が成長した事は間違いないでしょう。

“ビキニで誘惑”なんて事をしてた主人公が、ここまで成長したのかと考えると、ちょっとグッと来ちゃいますよね。



そして、これはスパガにも同じ事が言えるはずです。

彼女達が武道館に行けるかどうか…嬉し涙を流すのか?悔し涙を流すのか?は分かりません。

しかし、それ以上に、日々努力し続ける事が重要であり、その努力こそが彼女達をキラキラとした存在にし得るのでしょう。

武道館に恋し続ける限り、彼女達は成長し続けるのです。

https://ameblo.jp/rage30/entry-12492011424.html?frm_src=thumb_moduleより引用

長く引用して申し訳ない。私はこの解釈が大好きだ。

この解釈を読んだら三番目の歌詞を聞くときに涙が出るようになってしまった。この曲を歌いながら踊っている彼女らは間違いなく主体的に夢に向かっている。

 

なんていうんだろう。この曲を聞くたびに自分も一日を一生懸命に生きたいと思えた。

 

この解釈に出会って、この曲は単なるアイドルの夏曲ではなくなった。応援ソングとはまた違う、決意めいた曲。

 

そう思うと「こんなに笑って泣いた夏は二度と来ないんじゃない?!」って神フレーズだ。

こんなこと言えるのは今を駆け抜けている人だけなんだよな。

 

2回言うけど、絶対貼り付け先のブログを読んでほしい。

 

最後に。正直、私は別にスパガを推しているわけではない。でもこの方のブログを読んで、スパガに頑張ってほしいと思ってしまった。本当にこのブログ書いた人すごい。